木曽駒ケ岳 2956m 岐阜県
自宅出発(4:36)→駒ヶ根IC(7:30)→菅の平バスセンター(7:50)バス乗車→しらび平(8:20)ロープウェイ乗車→千畳敷駅 標高2600m(8:30)→宝剣山荘(10:00)→木曽駒ヶ岳リタイヤ(10:30)→夫だけ宝剣岳登頂(11:10)
下山→千畳敷駅(12:30) 落雷の為ロープウェイ運行停止→ロープウェイ乗車(16:30)→菅の平バスセンター(17:30)→自宅(20:30)
お盆休みに八ヶ岳赤岳登山の計画があり、その足慣らしとして急きょ、前日に行ってみようと話がまとまる。
朝、起き掛けにネットで雨雲の動きをチェックする。
午前中は何とか良さそう、とのことで決行!
丁度、高山植物が見頃で一面お花畑との情報もあり、ワクワクして出発。
ところが、ロープウェイを降りて暫らくしたら、頭痛が始まった。
自然とペースダウン。
駒ケ岳登頂は今回で3回目だ。
3年前に初めて挑戦。
だが頂上まで、あと数十メートルの所で高山病で惜しくもリタイヤ。
たぶん、ロープウェイで一気に高度を上げるので、なりやすいのだろうと思う。
だが次の夏リベンジ、見事に頂上踏破に成功している。
しかし、今回も1回目と同様の症状が出た。
それでも何とか、ゆっくりでもと、途中の宝剣山荘まで頑張った。
が、あまりの足の上がらなさに、見かねた夫が中止の決定を出した。
その場で取り合えず休む。
私が休んでいる間に、夫は隣の宝剣岳に登って来ると言う。
宝剣岳は、そこから30分ほどの所にある岩山だ。
鎖をたよりに岩場を登る、見るからに恐ろしそうな山である。
何人かが1列になって登って行くのが見える。
だが、さすがに頂上の1m四方の岩ひとつには、なかなか立てる人は居ない。
夫も実際行って見て、躊躇したらしい。
とにかく、その頂上の岩に登るのには、指先だけが掛けられるスペースしかない。
よって、ほとんどの人がその最後の岩の下で、あきらめリタイヤするらしく、下から眺めていても、なかなか立つ人は居ない。
当然、そんな場所は登るより降りるほうが恐いのだ。
それでも夫は暫らく考えてたら、降りられる道筋が想像出来たのでチャレンジしたと言う。
みごと上がったが、恐ろしいので、しゃがんでピース。
予め、居合わせた他の登山者にカメラを預けてあったので、その瞬間はちゃっかり写して貰ったと言う。
残念ながら、私は不調でヘロヘロだったので、見逃した。
夫が無事、宝剣岳から帰還したので一緒に下山。
頭痛と身体のだるさと戦いながら、ゆっくりゆっくり降りていく。
高山病は、高度を落とせば良くなるので駅到着後、直ぐにロープウエイで降りようと順番待ちの整理券を確保。
だが、乗車出来るのは、それから1時間先に指定された時間の整理券であった。
身体の不調でフラフラになりながら、駅の待合室で座って待つ。
その内、案の定、天候が急変。
雷が鳴り出してしまった。
そうなったら、ロープウェイは安全確保の為、運行停止である。
ガビーンと頭痛に苦しむ頭で、その放送を聴く。
見る間に外は大雨。
駅の中は避難して来た人で、いっぱいである。
空気が悪くなるので、雨が入り込まない出入り口は開けっ放しだ。
当然、天候の悪化とともに凄まじい冷気が入って来る。
しかも、ここはロープウェイで気軽に来れてしまうが、れっきとして3000m近い標高である。
常識的に考えても、標高は1000m上がるごとに気温は5,6度下がる。
単純に下界が35度なら、ここは20度ちょっとである。
そこが雨風の天気になったんだから、たぶん15度ない位だと思う。
それなのに、全くその件に関しての無防備な人が多いのには驚いた。
ひとめで、お気楽な観光客と判るのは、下界そのままのスタイルの人達。
半袖のTシャツ、ハーフパンツなどで、長袖など全く準備なし。
何しに来たのか、足は素足でサンダル履きという、ノーテンキお姉さんも居た。
当然、駅構内あっちこっちで寒い寒いの、つぶやきのオンパレードである。
大人は自業自得だが、連れて来られた薄着で震えている小さい子供達が、とっても不憫だった。
寒さと体調不良の中、頭を抱えジーッと待つ事それから3時間。
やっと雷雲が去り、再び運行したロープウェイ。
依然として、くたばりそうな身体を引きずりながら乗り込んだ。
予定としては天候悪化になる前の、午前中には降りてくる筈だった。
まさに高山病、ロープウェイ停止と踏んだり蹴ったりの登山であった。
だが、やはり雷や雨から間に合い、屋内で休めたことは大きな感謝だ。
・・・しかし、こんな目に合っても、たぶんまた挑戦する、懲りない私である。
2008年8月9日

千畳敷カール
ここを登り切って暫らく行った所でリタイヤ