プロフィール

あやこ3

Author:あやこ3
 
ノーテンキな夫と二人暮らし。
独立した子供3人あり。


FC2カウンター


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


ブログ内検索

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

レーズン酵母の食パン


 このところ、気温が酵母の好きな温度帯であるため、ほとんど100パーセントの確立で
液種が出来る。
造り始めて、3日には炭酸の弾ける音シュワッが聴こえる。
本日は1週間前から、仕込んでいたレーズン酵母が丁度、使い頃になったのでランチ用の
食パンに使う事に決定!

    ☆ 原材料
          国産小麦          300g
          自家製レーズン酵母(中種法) 40cc
          砂糖          小さじ 2
          塩           小さじ1/2
          水             180cc
    ☆ 発酵時間
          1次発酵 室温平均25度にて 12時間
          ベンチタイム  同上       1時間
          2次発酵 オーブン30度     3時間
    ☆ 焼成温度と時間
           170度      10分
           190度      15分
           200度      10分
反省と評価

   ♪ 水の調整をミスり、入れすぎたため生地が、柔らかすぎた。
     よって丸め、成型時に生地が手に付き、うまく形を整えらず。
   ♪ 焼成時間が足りなかった。
     その為に出来上がりの生地がしっとりしすぎていた。
     水分の入れすぎが原因とも思われる。
   ♪ 表面が乾燥しすぎて硬い。
          (ガスオーブンの限界と思われる)
   ♪ 味はくせがなく、それでいて天然酵母独自のまろやかさ有り。


               20070525193911.jpg



スポンサーサイト

バラ三昧!

花フェスタ記年公園     岐阜県 可児市

山へ行きたいのは山々だが・・・なぁんちゃって!
休日ならではの朝から所用、雑用があり、行けない日もある。

 そんな日、午後からでも良さそうな場所へ繰り出そう!
休日は、じっとしていては、いけない。
動けば、なにかある!なにかが発見出来る!

 なるべく旬なところをみつけよう。
ちょうどバラが見頃との情報あり。
昨年度、その品種の多さで世界一となった、バラ園を見に行ってみよう!
7000品種あるとか・・・。

 今、一番美しく咲き揃っている。
高台から見下ろしたら、見事な絵の具箱である。
俗に言う、女の子色ばかりの華やかな色達だ。
匂いもほかの花に比べて強いので、辺りはバラの高貴な香りで、うっとりしてしまう。
 
野に咲く素朴な花も美しいが、人工的に、これでもかという世話や管理の末に咲かせた
花も美しい。
びっくりするくらいの色々な種類のバラに、気持ちも弾む。
ひとつずつ、丁寧に名前と花を見て歩く。

 その中で、最も気に入ったのがフェローシップという優しいオレンジ色のバラ。
フェローシップ・・・仲間、友達であること・・・その名前にぴったりの、友愛に満ちたような
姿である。


                        20070528164600.jpg
                          フェローシップ


顔ものがたり

 先日、現金引き出しの為、ATMの列に並んだ。
自分の番までの、時間を予測するため、なにげに前の人達を一瞥する。
5、6分は待つなぁーと思った瞬間、前の方から手が出て、私の肩を叩いた。

 びっくりして、その主を見ても、すぐには判らず暫らくして、中学の同級生と判明。
あれあれ、こんな所で、とまずは挨拶。

「全然、判らなかったよ!」 と私。
彼女は、すかさず 「私は、すぐ判ったよ。 だって、ちっとも変わってないもん」 と
ニコニコしている。
やっぱり!と思った私・・・。

 その、2週間ほど前だった。
スーパーへ買い物に行った時のこと。
駐車場で車を降り、スーパーの入り口を目指すと、なにやら、同じトレーナーを来た
4、5人のおばさんが、ノボリを手に何かのキャンペーンを、しているのが見えた。

 ラップは、燃やしてもダイオキシンが発生しないのを使ってるし、洗剤類は、環境に
負荷が少ない純正せっけんや重曹を使っている。
これでも日用消耗品は、結構ポリシーを持って使っているものが多い。
だから、粗品類は結局ゴミになるので、いらない。
うっかり、引っ掛かって足を止められるのは、ごめんなので見なかったフリして、
サッサカ通りすぎようとした。

 ところが、いきなり腕を捉まれた。
「わー!私、ちょっと急いでるんです。」 嘘も方便である。
なのに相手は、もっと力を込めて引き寄せようとする。
こちらも意地になり、いつものバカ力を出し、振り払う。
払いきり、私の勝ちぃ!

 すると 「○○ちゃんでしょ?」 ヘッ?!あなた誰? 何で私のファーストネームを知っ
てるの? 「私よ、私!」・・・暫らくして・・・あーッ!思い出した。
小学校の時、おんなじクラスだった女の子。
なんと36年ぶりである。
彼女はケラケラ笑いながら 「○○ちゃん、あの頃と全然、変わってないねぇ!・・・ひと目
見て、すぐ判ったわよ!」
・・・喜んでいいのか、悲しんでいいのか複雑である。

 取り合えず、彼女は仕事中だったので、手短に近況報告をして別れた。
夫に、その一件を話すと爆笑された。
おまけに 「小学生の時から、ずっと、その顔だったの?」 とまで言われた。
そう言われても対処のしようが、ないではないか・・・。

 俗に、40すぎたら自分の顔に責任を持て、と言われる。
その年代になると、それまでの自分の生きざまが、顔に表れるからだそうだ。
すると、小学生のまま変わり映えのない顔の私は、いったい何?
進歩なし、成長なしと言う事?
・・・なんだかなぁー・・・。




やっぱり、ブナが見たくて

天狗棚    1240m   愛知県

 いつも家族から、婆さんみたいだ、とバカにされるが、私は毎朝、5時前後には起きる。
と、いうより目が覚めてしまう・・・。
当然、夜は10時を廻ると眠くなり出し、うっかりすると、そのまま布団へ直行である。

 休日の今日も、4時半には目が覚める。
取り合えず、天気が良さそうなら山に行くのが習慣なので、弁当とお茶の準備をする。
夫も私ほど、ひどくはないが 「早く目が覚めちゃう症候群」 なので、だいたい6時すぎ
には起きてくる。 休日なら、なおさらだ

 ・・・が、今日は、ちっとも起きてこない。
さりとて、起こそうとは思わない。
寝られるなら寝ていたほうが、身体が休まるからだ。
だんだん、年をとって来ると、いかに良眠出来るかが切実なテーマになる。

 ・・・結局7時半過ぎにボォーと起きてきた。
「あー、寝坊したぁ!」 と残念そうである。
陽が登り、沈む時間は決まっているので、出足が遅いと行ける山が、限られてしまう
からだ。
それでも日本は山国である。
山の数なら任しておけ!とばかりに、それなりに行けそうな山は、ごまんとある。

 先週見た、ブナの美しさに名残があり、ふと思いついたのが、天狗棚!
妙な名前の山だが、昔、天狗が住んでいた、との言い伝えから、こう名付けられた。
ホントかいな?と思われる。

 ところが、実際行ってみると、天狗ではなく、熊出没注意の立て看板。
すぐに、熊避けの鈴をリュックに付ける。
普段は、鳥や風など山独特の音色の邪魔になるので、付けない。
夫に、熊さん出たら困るねぇ、なんて言っても、無駄なので何も言わない。
答えは、こう返されるだけだ 「アナタが、いるから大丈夫!」 と。
熊との相撲は絶対、私に勝ちめがある、と信じている・・・ンナわけないだろう!!!

 ここはブナの原生林があり、しかもコースも幾つかある。
頂上こそ樹木に囲まれ、眺望は良くないが、真近に展望台があり、津具盆地を囲むように
ある幾重もの山並みを、堪能出来る。
2年前に秋、真っ盛りに登り、その紅葉に感嘆した記憶がある。 

 やっぱり!素晴らしい新緑の数々である。
カエデ、ミズナラ、ツガ、モミ、スギそしてお目当てのブナッ!
緑の色がそれぞれ微妙に違うので林道から見上げた山の斜面は、まさに緑のオーケストラ
である。
 
 そして、極めつけはブナの原生林だ!
シーンとして、まるで日本画の中に紛れ込んで、しまったかのよう。
こうしていても、時間が経つごとに力強い緑に、なっていくんだね。
今の美しさは、今だけだ。
しっかり、覚えておこうと思って、食い入るように見つめていた。


                       20070520203326.jpg



茶碗くらい洗いなさい!

 最近、見かけない!どうしたんだろう?
スーパーの中にあるパン屋さんで働いている、彼の姿が、ない!
・・・と言っても、出かけた都合で寄るので、せいぜい週に1、2回だ。
偶然、視界に入らないのかもしれない。
彼、とは長男の友達のS君だ。

 うちは、子供たち3人とも年齢に応じて、食後の後片付けをさせて来た。
小学校に入る前は、自分の食べた食器を取り合えず、自分でシンクまで持っていく。
そして、小学校低学年になったら洗う、までやり、高学年は拭いて食器棚にしまう、まで自分
でやる。

 それぞれ、一連のことが全員出来るようになったら、今度は各自、洗って伏せるまでは、やり
最後に食べ終わり、洗った人が全員の分を拭いて食器棚に戻す、というルールである。

 各自、自分で洗うのは、やはり人として、少しでも自分のことは自分で、という事と、基本的に
何であれ自分の汚したものは、自分で綺麗にする、という考え。
最後に一人が代表して拭くのは、お互い様という意識、そして同じ食器を5枚重ねて仕舞うの
も、たった1枚仕舞うのも、動作は同じ1回で済むので合理的に、というと。

 5年ほど前だった。
S君がウチで泊まることになり、夕食が済んだ後のことだ。
S君に、さりげに言った。
 「ウチは食べ終わったら各自、自分で食器は洗うことになってるから、自分で片付けてね」 
と、彼は特に驚くわけでもなく、サッサカやりだした。
その手つきが、また板についていて、流れるように一連の作業を終わらせる。

 ヘーッ!っと感心していると、彼曰く。
こんな事、毎日やっている、と言う。
聞けば、食器洗いどころか夕食は、仕事が遅い母親の代わりに毎日、自分が作っている
という。
だから、学校帰りにスーパーで、晩御飯の材料を買ってくるのが日課とも・・・。

 「参りました!」 である。
男の子だ。
しかも特に外面を超、気にする年頃の高校生である。
そのお年頃が、学校帰りにスーパーの袋をぶら下げて帰るんだ。
その心意気!見上げたモンじゃないか!
おばさんは、いっぺんでファンになってしまった。

 以前、次男が大学入学直後、何人かの男子同級生と雑談をしていた時だ。
その中の自宅生、次男以外全員、自分の食器は母親が洗っている、と聞き当然、自分で洗っ
ている次男は、皆にスゴイ!と尊敬の眼差しを向けられた、と話していた。

 聞いた私は、バカじゃないの?と思った。
そんな、ナノだのマクロだの、原子物理学だの小難しい台詞を言っている前に、自分の使った
茶碗くらい自分で洗えーッ!
たかが、1人分の食器なんて、1、2分あれば洗える。

 私が情けないと思うのは、もう、その位の年になったら、生活の中で少しでも自分でやれ
ることは自分でやろうとするプライドがあっても、いいのではないか?
基本的に人間、自分のことは自分でやる。
その上で他者のことも、やって上げられるようになるんだから・・・。

 だいたい、自分で汚した食器を人に洗わせておいて、特に何も感じない輩が平気で、山にゴミ
を捨てるんだ (・・・オイオイ、飛躍しすぎだ!)

 いくつになっても、やってもらう (受ける) ばかりの人間は子供だ。
自分の能力、気持ち、時間・・・人に与えてこそ大人である。
・・・だから、間違いなく当時、高校生だったS君は大人だったんだ。

 ねぇ、だからファンのおばさん、としては姿が見えないと心配なのね・・・。                                
                        

                      20070516201916.jpg

             あやこ3の携帯の待ち受け・・・2年前に17才で死んだ愛犬、


 ブナの新緑に魅せられて・・・。

夏焼城ヶ山   889.1m  愛知県

 気温が高くなってくると、登る山も高くしないとバテる。
まだ、1000m位までなら、イケるんでは?と、この山に決める。
今回、夏焼登山口から頂上目指し、井ノ入登山口に降り立ち、旧飯田街道を西へ行き、夏焼
登山道に戻る、というルート。

 すぐに急登となり、アキレス腱が目いっぱい伸びる。
ひたすら、登る・・・登る・・・ 黙って登る。 
ウグイスの鳴き声が、賑やかである。
辺りは、もう初夏のそれで、陽の光も少し、ねっとりする。
ちょうど息も切れてきたところだし、休憩!と腰を下ろすつもりでクルッと、後ろを向いた。

 「あッ!」 と、びっくり! レンゲツツジが咲いていた。
そのまま目を上げると、木々が途切れて視界が広がっている。
素晴らしい山並みである。
一揆に登ったらしく、気が付けば頂上間近であった。

 それならば、と再度リュックを担ぎ、一目散に駆け上がる。
北側200度位、切り開かれ遠くは雪の御岳、白山連峰、その前に鎮座する恵那山、間近の
大川入山など、はっきり見える。
胸が透く思いだ。 何度登っても、この快感は新鮮だ。
 
 頂上での昼食後、うたた寝をする。
風の音と鳥のさえずりしか聴こえない。
自然の中にスッポリいる。 一番、贅沢な時間だ

 毎日、当たり前だが人並みに快、不快なこと色々ある。
しかし、こうして山に頻回に来られる事、ひとつとっても幸福があり余る程だ、との思いに
なる。
この年まで生きてくると、今まで過ごした時間より、これからの時間の方が確実に少ない
ことを意識する。

 下らないことに囚われたくない、と思う。
と、同時に周囲の状況が赦す限り、自分が本当に望んでる事を選んで、いこうと思う。

 下りのルートでブナの林の中を通る。
圧倒的にほかの樹木より、若葉が美しい。
萌黄色がキラキラしている。 そのグレーの幹が、ますます新緑を引き立てる。

 ずっと見ていたくて、転ばぬように、下をチラチラ気にしながら上を向いて歩く。
美しいものを美しいと思い、そして、その美しいものに囲まれているのが限りなく嬉しい。

 視界が全て、美しいブナである。
ブナは、まさに5月に輝く。



                        20070512202726.jpg

       残念ながら、ブナの写真は見とれてばかりで撮り忘れました(笑) これは頂上付近のツツジです。


いちご酵母のカンパーニュ

 前回のパン教室で、なんと先生自作の天然酵母をいただいた。
光栄である。
今、一番の旬である苺の酵母だ。
 
 瓶の蓋を開けるとシュワッ!とはっきり聴こえる。
酵母の炭酸が活発に弾けている音だ。
苺の香りも、ちゃんと生きている。
しかも、先生ご自身パンの店のオーナーである。 その企業秘密とも言うべき、作り方まで伝授
していただいた。 
「もうッ!先生は、どこまで、お人好し?!」っと思いながらも、しっかり自分の疑問点を聞き出す。

 宝物のように大切に持ち帰り冷蔵庫にしまう・・・ その折、先生からの 「納豆菌は強いから
パンの酵母菌が、やられてしまうので置き場所に気をつけること」 のアドバイスが頭に過ぎり、
そそくさと納豆を隅に追いやる。 (しかし、人ン家の冷蔵庫の納豆の存在まで心配して下さる
なんて、なんと気配りのある先生であろうか・・・。)

 ・・・が、連休に入ってしまい出かける事が多く、なかなかパンを焼けないでいた。
それが、今日やっと出来るのである!
先生のレシピの注意事項を何度も確認しながら作業に入る。
・・・さすが、プロの作られた酵母である。 抜群な発酵具合である。
ほぼ、レシピ通りの時間で素晴らしいパンが出来た!
オーブンから出す時パンの形、重量、触感、全て両手で感じ取り、その出来上がり具合に
飛び上がりたいほど嬉しい思いを感じる。

 今まで沢山失敗して、その度に家族に迷惑をかけ (特に失敗作、処理係りの夫) 最終的
に、どうにも食べられそうに、ない代物は野良猫にやり、野良猫にもソッポを向かれた折には
鳩にやり・・・と、そんな情けない状況が蘇り嬉しさも、ひとしおである。

 しかし挑戦は、まだまだ続く、いや、これからだ!
先生伝授の方法で酵母を作ることである。
まだまだ、自分の安定したパンが焼けるオリジナルな酵母が出来るまで道は続く。



                         20070509210202.jpg

           味も深みがあり、苺の香りがほのかにする。噛むほどに小麦の純粋な味がする。

480キロの登山口

大山 (だいせん)  1703m  鳥取県

 連休に入る1週間前の事である。
連休中の天気予報に釘付けになる。 なんとか晴天になりそうだ。
逸る心で登る山を検討する。
 
1泊2日での予定。 
未踏破で頂上に残雪がない、ぎりぎりの高さがある山。
もちろん眺望良く、出来れば独自の山野草なり樹木があり、そして幾分ミーハー心を
満たしてくれるメジャーな山が良い。
 
 ガイドブック片手に吟味する。
百名山のリストを見ていて、ふと鳥取の大山は?と夫に提案。
大山と書いて、だいせんと読む。
だいせん、ダイセン、大山・・・名前からして雄々しいではないか!
誰が付けたか心憎いネーミングである。

 ひとつの山としての基本的情報を調べる夫。
すぐさまナビで登山口までの距離を調べる 「480キロだ!」
今度はパソコンで自宅から高速道路、そして登山口までの、おおよその所要時間を調べる
・・・距離はあっても、9割は高速だ。 
「約6時間30分」 何とか行ける、という夫の結論である。

 そうと決まったら次は宿だ。 ゴールデンウィークである、なくて当たり前だ。
運良く、幾つかの宿泊施設の中から、たった1室だけ空いている宿を見つける。
宿の状況を前に二人で検討、そして納得。
即、予約のメールを入れる。 画面が満室の表示に切り替わる。

 大山行き、決定の瞬間である。 

 登山口に立ちたい時間から逆算し、夜明け前3時に家を出る。
一番、渋滞を心配した大阪、神戸間を早朝スムーズに走り抜ける。
途中、朝食トイレ休憩を2回入れたにも拘わらず、9時には登山口に立つ。
すでに、登山客で賑わっている。

 見上げる大山はその名に恥じない雄大な姿である。
頂上付近の岩陰に雪が少し見える。
準備体操も、そこそこに登り始める。
が、道は木枕の蹴上げに、踏み面がこぶし大の岩ばかりの階段である。
しかも一段が結構高い。
おまけに歩幅を決められてしまう階段は自分のペースが狂うので、かなり疲れる。
それでも、登らなければ、鳥取くんだりまで来た意味がない。
すでに3合目で汗が吹き出て息が切れる。

 ふと見渡したブナ林の若葉の美しさに見とれ一瞬、辛さを忘れる。 
ほんのわずかでも前へ進めば頂上に近づくと、自分を励ましゆっくり進む。
いや、ゆっくりしか進めない。
時折、休憩する場所で登ってきた道を振り返ると、その長さにビックリする。
あんな所から此処まで、どうにか来れたんだ。
その事実が次の一歩の原動力になる。

 3時間かかり何とか頂上に立つ。
ヨレヨレで記念の石標の前で記念撮影である。
霞みかかってはいるが、やはり1,700mは高い!
その上、独立峰なので眺望は抜群である。 空以外、視界に写るもの全て見下ろしている。
辛くても頑張ってよかったと思う。 しみじみと感動する。 
苦しさと自信はコインの表と裏だ。 人一倍、安楽が好きな自分である。
こういう事を自らに課しないと、この先、自信とは縁がなさそうだ。

 下りのルートも来た道を降りる。 もちろん階段だ。
うかっり滑って転びそうになること多し。 慎重にゆっくり降りる。
またもや3時間かかり登山口に戻る。

 頂上で買い求めた記念の山バッジをリュックから出し、じっくり見る。
全く時代が止まってしまったか、のようなバッジである。
けれど嬉しさが、じわじわ湧き上がる。 確実に今、宝物のひとつになった。
10個目の百名山バッジでもある。


                  20070507203041.jpg


息子の初月給

 この3月、大学を卒業し、4月に就職した長男が初月給を頂いた。
まだ研修中で、なんの業績も残していないのに、いっぱしの額を頂く。
もったいない限りである。

 その長男から初給料で、みんなに夕食をごちそうしてくれるとメールが入った。
感激である。
しかし、みんなってどこまでなんだ?という思いで、取り合えず近所に住んでいる義父母 
(長男にとっては祖父母) も勝手に誘う。
連れて行ってしまえば、こっちのもんだ。

 嫁に行った長女夫婦もちゃっかり誘う。
こういう事は賑やかな方が良い。
それでも一応、なにげに長男に事後承諾を試みる。
すんなりオッケーだと言う。
初給料を前に、かなり舞い上がっているのか太っ腹である。

 場所は、なぜか兄に対して特に何の功績もなく、仕切る役目としては最も遠い存在だろう
と思われる次男のリクエストでイタリアンがいい、という事になった。
長男の気が変わらない内に即座に予約を入れる。

 現地集合で久しぶりに皆で集う。
好きなのを頼んでいいよ、と言う長男の申し出に全員、遠慮会釈なく好きなのを頼む。
宴は和やかに進む。
案の定、義父母も大喜びである。

 話は次第に次男の未来の初給料の話題になる。
その折にも次男以外全員から、こうしたイベントを行って欲しいという当たり前の展開になる。
次男は今、大学3年生である。
大学院にも進学予定なので、着実に行けば、あと4年後である。

 76の義母が言う 「お祖母ちゃんは、それを楽しみに頑張って元気でいるからね!」
嫁の私がさりげに答える 「その元気なら、あと10年は確実だよ。」
続いて最近めっきり年老いた81の義父が笑いながら言う 「祖父ちゃんは・・・あと4年は、
とても無理だなぁー」 
うっかり、頷きそうになり、あわてる私。
心の中で 「オイオイ誰か何とかフォローフォロー!」 っと声にならない声を上げる。

 ・・・が一同、聴こえているのか、いないのか誰も何も言わない。
仕方がないので、無理やり突拍子もない話題を出し、話の方向転換をする。
 しかしながら、4年後はどの様な形にせよ、メンバーが増えていると、いいなっ。
その時は、ぜひ自分じゃ絶対行かないフランス料理のフルコースだ!
頼むぞ、次男!


                        20070503113348.jpg
                      木曽三川公園のチューリップ

 | HOME |  ▲ page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。