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あやこ3

Author:あやこ3
 
ノーテンキな夫と二人暮らし。
独立した子供3人あり。


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ニッコウキスゲに誘われて

萩太郎山   1358.2m  愛知県

 ここ、何週間と出口の見えないトンネルに、入ったような気分である。
子供の問題ではあるが、当然、親である自分も巻き込まれる。
苦悩している顔を見れば、代わって、やりたいとも思う。

 生きてりゃ、色々ある。
自分自身、半世紀近く生きて来て、えー!何でこうなるの!っと信じられないほど不運な
展開に、遭遇した事もあった。
どちらを取っても大きなダメージを受けそうで、選択に思いっきり頭を抱えたこと。
思いのほか深く落ち込み、ひたすら忍の日々であったことなど。

 もちろん、そんな思いに陥ることなく毎日を過ごしたい。
毎日ノーテンキに暮らせたら、どんなにいいかと思う。
けれど、その一見、負にみえる経験、体験がエラソーだが、人を創る。
それを思うと子供よ、耐えよ!乗り越えよ!
と、ひたすら見守り、祈るだけである。

 いくら、心が重くても毎日の生活は、していかなきゃならない。
こういうところは笑ってしまうが、悩んでいても腹はすく!
当たり前だが周囲も平然と、そのまま廻る。

 朝刊に、萩太郎山のニッコウキスゲが見頃だと出ていた。
「見に行こう!」と夫が車を走らせる。
やまゆりに似た形の優しい黄色い花だ。
こちらの思いなど、知らないよっ、とでも言いたげに静かに咲いていた。

 麓の矢筈池を散歩する。
何組かの同世代らしき夫婦連れと、すれ違う。
みんな、なんてことない顔してるけど、色々あるんだろうなぁー、と思ったら少し気が楽になる。
妙な連帯感である。

 こう思うから、お年寄りと接すると畏敬の気持ちが沸くのだ。
長い年月過ごして来たというのは、それだけですごい事である。
だからこそ、年老いて晩年を迎えている人に対して、お疲れ様を形にしたいのだ。

 ・・・まだまだ人生若輩者の子供よ、何とか乗り越えるんだよ。
はっきりしてるのは、君が全世界を敵に廻すことが、あったとしても母は、ぜったい
味方だからね。
隣のパパもきっと同じ事思っているよ!





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無謀なる挑戦!

竜ヶ岳      1099m   三重県
 
 最近買った、鈴鹿山系のガイドブックの説明が、誠に懇切丁寧に書かれている。
よって、ついつい、そちら方面に食指が動く。 

 本日は竜ヶ岳。
鈴鹿山系北部にある、笹原に覆われた緩やかなドーム型の山である。
登山道は表道、中道、裏道と3通りある。
特に深い考えもなく、素直にガイド通り中道を登り頂上へ、そして表道を下山する、
という見本コースに従う。

 登り始めて、だんだん自分が昔、子供達が夢中になったファミコンゲームのマリオ
になった気分になる。
とにかく頂上まで、様々な障害物が、どうだ!とばかりに出て来る。

 まずは、沢の片側に右と左に交互に伸びている、登山道のクリアーである。
沢は2日前に降り続いた雨で、水かさが少し増しているし、流れも速い。
場所によっては靴の中に、水が入りそうである。
そこを、水中に転がった岩を選びながら、踏み石にして渡る。
結構滑りそうなので、慎重にゆっくり渡る。

 そうかと思えば、トントントンと、調子よく走れそうな尾根道もある。
頭の中であの小気味よい ♪タタッタッ、タッタ、タータン♪ とマリオのテーマが鳴る。

 また、1本のロープで自分の身体を引っ張りながら登る岩場。
コンクリートの絶壁に、鉄筋の枠だけの階段も出てくる。
もちろん鎖場だってあるぞ!
・・・さすがに火を噴くドラゴンは、飛び出さなかったが・・・。

 そのうち、頂上から降りてきた人にすれ違う。
挨拶すると、こっちから登るの?って心配そうに聞かれる。
ハイッと、特に気にしなく進む。
すると、出ました!急傾斜で、ところどころに生えている木々の根っこを引っ張りながら
登っていく岩壁のお目見え。
見上げるが、どの位、先が登りきりか、よく見えない。

 一瞬ひるむが、ここまで来たんだ挑戦しようじゃないか!
ゆっくり時間をかければ登れると、必死に踏ん張る。
なんとか登りきると、そこでは地元のおじさん達が草刈のためらしく、電動カマを横にお弁当
を広げてみえた。

 そこへヨレヨレになった、おばさんが下から登場したもんだから、びっくりした顔で、よく上っ
てきたねえ、と目を丸くして言われる。
そっか・・・結構きついコースなんだ、と改めて思う。

 そういえば、最初にもっと良く、地図からルートを検討すれば、優しい道順も計画出来た
気がする。
よく知らないって無謀だ。
・・・でも知らないから、挑戦するチャンスが出来たんだ、とも思った。

 笹原を緩やかに登っていくと、そこは360度の頂上、大パノラマである。
周りの山々の、名前を確認しながら眺める。
もう、頂上に立った山がいくつかある。
伊吹山、御在所、藤原岳、鎌ヶ岳・・・そして前回、登った御池岳。
それでも、ほんの一部である。
またコツコツひとつずつ登ろうと、気持ちも新たに誓う。


                20070617200146.jpg

               向こうに見えるのが竜ヶ岳

絶好調です!自家製酵母


 レーズンを使った酵母が、律儀に4日目には確実に出来る。
それから3日間、つないでパワー溢れる酵母(中種法)を育てる。
 
本日のランチ用のレーズンパンとオレンジピールパンを焼く。

 パンは通説だと、徐々に焼く温度を上げていけば、ふんわり柔らかく仕上がるといわれる。
だが実際、クラム(中身の生地)は確かに、そこそこ柔らかいのだがクラスト(皮)が固い。 
 なんとか、これを改良できないかと、焼いてる間オーブン内に湯を入れた湯のみを入れて
焼いたり、霧を途中で吹いたりと工夫するが、いまいちである。

 前回のパン教室の先生が講義中、なにげに 「低温で時間を掛ければ、ドンドン水分が
失われて固くなる」 との、せりふが心に引っ掛かる。
 また、この前自宅で焼いた時、少々、焼きが足りなかった事を踏まえて今回は思い切って
190度そのままで35分焼いてみる。

 結果のクラストは、序々に焼成温度を上げていくパンより柔らかく出来た。
が、一度だけでは何とも言えないので、次回も同じようにやること。
クラムは水加減、捏ね加減がベストだったか、きめの揃ったきれいなパンとなる。
ほぼ合格点といったところだと思う。

 ランチに間に合わせたかったので、2次発酵を30度の3時間 (2倍強くらいの膨らみ)
で、焼いてしまったがボリュームが、もう少し出る可能性があるので次回は、常温(26度)
で時間を掛けようと思う。
                    

                     07-06-07_11-49.jpg

母のダイエット


 つい最近、岐阜県可児市の花フェスタ公園へ行ったのに、また行くハメになる。

 そもそも、去年の5月のことである。
バラが大好きだと言う母を、ここへ連れて来た。
が、見事に早すぎて固い蕾と葉っぱばかりの、なんの面白みもないコーナーであった。

 それをこの前行った時、綺麗なバラを見ていたら、ふと思い出し、やっぱりこの花盛りを
見せたくて、もう一度連れて行くことにした。
また、たくさん歩かせよう、という下心もあった。
 
 母はもともと、中肉中背だったが、ここ10年くらい前から太り出した。
専業主婦歴50年。 ひたすら家の中で、家のことに没頭する毎日である。
家事以外これと言って趣味もなく、もちろん運動とは無縁の生活をして来た。

 人の基礎代謝力 (生きていくのに必要なエネルギー) は年々少なくなっていく。
それなのに、同じ生活習慣で、同じだけ食べていれば確実に太る。
入るエネルギーの方が、余ってしまうからだ。
母も例外なく、そのままの生活を繰り返し、着実に太っていった。
肥満はれっきとした、生活習慣病予備軍である。

 しかし、年老いた者にとっては、食べるのは大きな楽しみだ。
取り合えず、出て行くエネルギーを多くしようと、最初はウオーキングを勧めてみた。
が、やれ膝が痛いだの、昼間っから一人で歩いてると人目が悪いだのと、すぐに止めて
しまった。
言い訳だけは一人前である。

 それならばと、膝に負荷が掛からないスイミングをと、勧める。
本人も、新しい水着を揃え、けっこう張り切る。
行き始めなど、私が一緒にプールへ行き、入るまでの手続きを教えながら、ちゃんと
定期的に行くように言い含めた。 (・・・ったく、子供みたいだ。)

が、これも2、3回行っただけで、あっけなく終了。
もう、知らない! としばらく、ほっておいた。
 
 ある日のこと、たまには親孝行をと、1泊の旅行に連れて行った。
その夜、一緒に風呂に入って、びっくりである。
湯船に気持ちよく浸かっていて、ふと、洗い場の母を見た。
のけぞりそうになる。
泡だらけのトドかと思った。

 服の上から着やせするのか、ここまでひどいとは思わなかった。
聴くと、私より身長が10センチほど低いのに、体重は私より重い!
これじゃあ生活習慣病、まっしぐらである。

 そんなわけで今回も、好きなバラをエサに、園内を歩かせようと計画。
連絡すると大喜びで、行くと言う。
先週すでに行ったことは、内緒である。
・・・ いつからか、こちらが気を使う、親子逆転の係わり合いの私達である。

 だが、たまの休みに沢山歩いても、焼け石に水である。
まぁ、単なる気晴らしくらいだ。
なんとか母にダイエットを行わせる妙案は、ないだろうか?
それこそ、あんなトド状態で寝たきり、なんてなったらカンベンである。


                       Image017.jpg

カッコーの声を聴きながら・・・。

御池岳      1247m   滋賀県

 登り始めは、ガレ場続きのゴツゴツした道である。
けっこう傾斜がきつく、前方上の岩を掴みながら、身体を押し上げる所もある。
直ぐに、汗びっしょりとなる。
ふと、見廻す新緑が、力強く美しい。
足元では、イワカガミの葉っぱが妙に光って目に付く。

 頂上にたどり着くまで、何箇所か眺望のすぐれたところあり。
小休止にと、立ち止まり景色を楽しむ。

 このところ、親の問題、子の問題、と頭を悩ます事多し。
ちょうど、自分達の年代が、両世代に挟まれている。
その、両世代ともに、こちらが庇護する立場である。
なんだかんだと、依りかかってくる。
たまに、えーい、もうッ!勝手にしろー!っと、投げ出したくなる。
・・・が、結局ほっては、おけない・・・。

 心が重いとき、ほかのことなら気が向かなくなりそうだが、山は違う。
むしろ、ぜひ登って苦しい思いを乗り越え、頂上に立ちたい。
そうすれば、日常の難題もエイッ!とばかりにクリアー出来そうな気がする。

 田中澄江さんが、自身の苦難に立ち向かうためにも、山に登ったというエッセーの
一部が、頭によぎる。
もくもくと登りながら、彼女の気持ちが、解る気がする。

 この山の頂上は、南北に広がるテーブルランドと呼ばれる台地状である。
鈴鹿山系でも、ここでしか見られない珍しい景色らしい。
3時間ほどの奮闘の末、やっと、たどり着く。
その、台地を周遊する。

 カッコーが鳴いている・・・のどかである。
どこまでも広がる草原である。
風に吹かれて、草原の中の一本道を歩く。
大自然の中の一本道だ。

 歩きながら、確実に力が出てきた。
ふつふつとパワーが、魂の底から沸き出るようだ。
矢でも鉄砲でも持って来い! 受けてたとうじゃないか!
(ホントに持って来られても困るが・・・。)
よーし、 ガ ・ ン ・ バ ・ ル ・ ゾ!っと、ガッツポーズだ。


                   Image010.jpg

             御池岳頂上ボタンブチからの南方の眺め

初夏の散歩


 木漏れ日の中を歩く。
涼やかな風が心地よい。
隣を歩くお婆ちゃんは、微笑みながら話をしている。
私もニコニコしながら頷いている。
穏やかな時間が流れる。

 お婆ちゃんは今が晩年だ。
その老いた身に、厳しい障害を負っている。

 老人介護を仕事にしてから何年か経つ。
当初から、一貫して仕事の姿勢は変えていない。
向き合う相手の存在を、徹底的に肯定すること。

 晩年の時期は人により違う・・・。
けれど、お年寄りにとっては、「今」が確実に晩年だ。
人生の最終章である。
そこに脇役で登場する者として、最もそうする者でありたい。

「先週より足運びが、すごくいいです。
・・・この分だと、杖がいらなくなるのが、近いです!」
皴だらけの顔が、もっと皴だらけになって笑うお婆ちゃん。
そろそろ休憩は?の声に、胸を張るようにNOをする。

 木漏れ日の中を歩く。
涼やかな風が心地よい。
隣を歩くお婆ちゃんは、微笑みながら話をしている。
私もニコニコしながら頷いている。
穏やかな時間が流れる。

 
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