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あやこ3

Author:あやこ3
 
ノーテンキな夫と二人暮らし。
独立した子供3人あり。


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いつまでも残る宝もの


 「あんた、もし具合でも悪なったら電話してやー・・・私が看病させて貰うでなん」
いつもの事だが、これを聞くとグッと胸がつまってしまう。

 私の仕事場は小さなデイサービス。 
持ち回りでお婆さんのお風呂の介助をしている。
頭と背中を洗って差し上げ、後は任せてスタッフは安全管理のため見守り、のんびりお話。
ほとんどお婆さんが喋っている。

 私は合いの手で、相手が話したいと意欲が出るように、的確な質問、受け答えをするのが
腕の見せ所だ。
お年寄りにとって人との会話は様々な利点、効能がある。
何より自分の話を全面的に受けとめて貰うと、心が満たされる (これは、誰にでも言える!)
特に認知症の人には大切である。

 楽しそうに、嬉しそうに自分のことを話し出したら、しめたものである。
自分が幼かった頃の思い出、結婚した当時のエピソード、戦争中の苦労話。
次々飛び出す。
思いがけず、自分でも忘れていた事が記憶の片隅から、すくい出された折には、そうそう!
そうだった!と失くした物が突然出てきたように喜ぶ。
それを聴いている私も、なんだか嬉しい。

 最も心動かされるのは、認知症になっても、人への心遣い、感謝、思いやりなど人間としての
高貴な部分が、ちゃんと残っているのを発見する時だ。

 今日もお風呂から出ようとしたら独り言のようにお婆さん 「あー、気持ちええなぁー・・・こう
やって綺麗な風呂に入れて貰って、ホント! 私は幸せ者だわ」
そのまま私の顔を見て 「あんた、暑いのに申し訳ないねー・・・こげな棺桶に足、半分突っこん
どるようなバアサンのために世話掛けてしまって・・・。」
何十回と聞かされているセリフだ。 いつもながら棺桶・・・の下りで笑える!

 そして、最後の決めゼリフが冒頭である。
迫真に満ちた真剣な表情で言う。
もちろん、認知症である。
人の看病どころか自分の世話自体、他の人が頼みだ。
それは全く自覚がない。

 なのに、ちゃんと高貴な部分は生きている。
心がジーンと温かくなる。
私は平然と答える 「ありがとうございます!私は丈夫だから寝込むことは、めったにない
けど、もし、熱でも出したらすぐ電話します」
お婆さん超真面目な顔して 「遠慮はいらんでね、直ぐに駆けつけるから・・・」
お婆さんの自宅から、私の家まで8kmほどある・・・歩くのもおぼつかなく杖が要るお婆さん。
どうやって、来るつもりなんだろう?! 思わず噴出す。

 でも、その気持ちだけで非常に嬉しいです。
本当にその気持ちが嬉しい・・・。

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終わったと思ったのに・・・。

 この、5、6年歯医者通いが恒例となっている。
それでも、歯は昔から大切にして来た。
いつも、きれいな白い歯でいたかったし、人からも、よく歯並びの良さや白さを誉められた。
(・・・たぶん、ほかに誉めるところが、なかったからだと思うが・・・。)

 高校生の頃から毎食後の歯磨きは当たり前だった。
悪くなっても自然治癒は不可能なのが判っていたので、ちょっとおかしいと感じたらすぐ
歯医者へ直行である。

 なのに、ここへ来て立て続けに傷んで来た。
虫歯があっちこっちに登場である。
去年、1本とうとう駄目になり人工歯を入れた。
セラミックの美しい白い歯である。
けっこうな、お値段・・・。

 3ヶ月前からも、やはり1本治療していて、結局スッポリかぶせる事になった。
その材質が銀色の金属だとン千円、セラミックだと、それに0が一つ多いと言われ、家に帰って
鏡を覗き、しばし考え込む。
普通に喋ってると見えないが、大口開けて笑うとバッチリ見える箇所である。
ムムムム・・・。
気にして思う存分笑えないのも困る、やっぱり、セラミックだ!セラミックの白い歯だ!

 お盆前にかぶせて貰った。
やはり、他の自分の歯と全く区別がつかない。
ン万円は痛い出費だが、宝石、ブランド物、着物、高価なものは全く興味がないので、私物で
値の張るお宝はない!
セラミックぐらい良いではないか!と半ば強引に自分に納得させる。

 今日は、その入れた歯の使用具合のチェックと全体のクリーニングそして検査である。
使用具合も違和感ないし、快適である。
胸を張って先生に、その旨を伝える。
先生は 「そうですか、では歯のクリーニングが終わったら、検査して、ひとまず治療は今日
で終わりにします」
ヤッタァ!これで、しばらく先生とも、ご・ぶ・さ・た! とびきりの笑顔でうなづく。

 歯科衛生士のお姉さんに歯と歯の隙間や、歯茎の間を、お掃除して貰う。
最後に歯の表面をピカピカに磨いて一丁上がり!
・・・でも、お姉さんの評価は厳しかった。
「右の上下、奥の裏側の汚れが残っているようです。そこを、もっと意識して磨いて下さい!」
怒られてしまった。
ヘッ!これでも、寝る前の歯磨きは毎日15分くらいかけ丁寧にやっている。
なぜだ!と理不尽な思いにかられる。

 そうこうしているうちに、お姉さん、ご丁寧にも歯の模型と歯ブラシまで持って来た。
そして、念押しのように「こうするんです!」と、やって見せてくれる。
こうするんです、の通りにやってるつもりだが・・・。
しかし、有無を言わさずの押しに、心ならずも 「はい、頑張ります!」
どちらにしてもセラミックの値段がちらつき、やはり今夜から、徹底的にやらねば!と誓う。

 さてラスト、先生の総点検である。
口の中を丁寧に診た後、おもむろに言われた。
「・・・左の下、奥歯茎が少し腫れて怪しいので、もう1回診たいから、やっぱりまた来て下さい」
ガーン!またか・・・1本済むと、また別の1本・・・この何年か、ずっとそうなので、結局縁が
切れない!

 トホホホ・・・ 「はい、分かりました」 肩を落として答えるのであった。

浅間山はデカかった!

黒斑山   2404m   群馬長野

 1ヶ月ほど前、夏の旅行先を軽井沢に決めた。
長い間、訪れてみたい場所のひとつであった。
子供達が小さい頃の旅先はどうしても、彼等が喜ぶ場所に限定していた。
それが、子供達の成長と共に、ついて来なくなったのをきっかけに、少しずつ自分達が行って
みたい場所を訪れている。

 なるべく、目的の街をのんびり歩いて廻る旅にしたいと思っている。
訪れてみたいところが多すぎるので、たぶん残りの時間から逆算すると、どこも一度限りな
気がするので、じっくり丁寧に味わいたいのである。

 軽井沢は、様々な本の中に登場しているし、作家の多くが訪れたり住んでたりする場所な
ので、ずっと憧れていた。
地図を広げて計画を立てている時、夫がふと気づいた 「百名山の浅間山が近くだ!」
「ヌヌッ!」 それを聴いたら、登らずにスゴスゴ帰るワケには行かない。
ぜひ、そこにも登ろうと、いつの間にか軽井沢目的ではなく浅間山のついでに軽井沢という
スタンスになってしまった。

 しかし、浅間山は生きているので噴火注意の為、未だに近づけない。
そこで、外輪山の黒斑山に登ることにする。
浅間山に一番近くて、最も美しく浅間山が見えるとのこと。

 急きょ、登山も入ったので、以前行った大山(鳥取県)のパターンで行くことにする。
1日目浅間山、2日目軽井沢散策 (相変わらずスゴイ強行軍! 隣で大口開けて寝ている奥さん尻目に1人で運転している夫はエライゾ!)
朝4時に自宅出発。
さすがに早朝は滑るように車が進み、予定通り9時30分に登山口到着。
すでに標高2000mを超えているので爽やかである。

 登り始めると思ってもなく高山植物が多く、花盛りであった。
「うれしいな、うれしいな!」
様々な花に目を止めながらの登山である。
オトギリソウ、マツムシソウ、クルマユリ、ヒメシャジン、ツリガネニンジン・・・まだまだ、
ある!思わずニンマリしてしまう多さである。

 花に気を取られて、あっちにふらふら、こっちにふらふらしながら、およそ2時間余りで頂上
に着く。
登り始めは雲が多かったが、すっかり晴れて、どっしりデッカイ浅間山が目に入る。
裾野が広くみごとに大きい!改めてその大きさにびっくりする。

 話しかけられた他の登山客のお爺さんが若い頃、実際、浅間山に登ったそうだ。
その時、天辺から噴火口を覗くと底の方に赤いマグマが見えたとか・・・。
ワッ、恐ーい!昔、読んだ本の中で噴火で亡くなった人の話が、急に現実を帯びて来た。
つくづく、そんなおっかない山はカンベンと思った。
それではと、気を取り直し、悠然とした姿に惚れ惚れしながら、お弁当を広げた。

 さて、麓に近いペンションで1泊した次の日、軽井沢に向かったが道中ふと、その方向に
目をやると、その度に浅間山のデカさにびっくりする。
軽井沢全体が浅間山に抱えられているようだ。
「ほんとに大きいねぇー」 と何度も夫と話す。

 しばらく走り旧軽井沢に着く。
TVのニュースでは、この日各地が猛暑だったとか・・・確かに軽井沢も暑かったが、やはり
避暑地だけあって、可愛い暑さである。
しかし、人が多い! うんざりするほどである。
それでも、アップダウンの道で鍛えた脚力だ、平地なら、オチャノコサイサイ!
いくつか寄りたかった所も、ちゃんと歩いて廻れて感心したり、びっくりしたりと楽しめた。

 一期一会・・・もう2度と来る事はあるまいと、そのつもりで一心にその場の空気の中にいた。
軽井沢やっと、訪ねられた。・・・ これで、ひとつ長年からの気が済んだ。

          

                       20070818202342.jpg

                            浅 間 山

ユーミンに恋して31年 (パート2)


 行ってきました、シャングリラⅢ!
サーカスとシンクロと、そしてユーミンのコンサートが合体した夢のショー。
毎回思うのは、ここまでやるのか、この人は!という思いである。
今回も驚きの夢の世界が広がった。

 会場はガイシホール(旧レインボーホール)開演2時間前には到着。
いつものように車を、駐車場の中でも会場から一番遠い場所に置く。
出口に一番近いので終わった後、駐車場内での渋滞に巻き込まれなく、結局、最も早く外に
出られるのである。

 まずは記念品購入。
私は毎回楽しみにしているツアーパンフレット。
帰宅後、余韻を楽しみながら新たな発見や納得をするのが、これまたウットリする時間なのだ。
夫はキャップ。
10年ほど前から寂しくなった頭をカバーする為、遊びに行く時は必携である。
ユーミンらしく、さりげにオシャレな感じに仕上がっているカッコイイ黒のキャップである。

 さて、会場に入ると、いつもそうだが、なんの加減か、スモークがかかっている。
巨大な体育館兼ホールとしての機能的な問題か? でも、それがさりげに場内を流れている
妖しげなリラクゼーション的音楽とマッチして、少しずつ非日常の世界へ引き込まれる感じだ。

 その時ふと、前席のカップル (・・と言っても、おじさん、おばさん) が買ったばかりのツアー
記念Tシャツに2人して着替えたのが見えた。 黒のペアである。
ゲッ、負けた! さすがにこの年になるとペアは、こっ恥ずかしい。
だいいいち、ここで記念Tシャツを着る発想はなかった。

 いいなぁ・・・いかにも応援するぞ!という気迫が感じる。
しかも、そのおじさんツアーパンフレットも買ったとみえ、ペラペラと嬉しそうに見ている。
ここまで来ると、こちらが超嬉しい!
いちファンとしてユーミンが大好きなんだなぁー、の気持ちを共感、共有している。

 持参したアラレをぼりぼり食べながら (アラレかよ!という思いだが・・・) 待つ事1時間、
場内放送が入り、照明が消された。
スタートはバラード系・・・しっとりとした優しい流れの調べでユーミン、これまたシックなドレス
姿で登場。 割れるような拍手が会場中、鳴り響く。

 2曲目はイントロの最初の音で直ぐに「あれだ!」(イントロクイズに出られそうだが、最近は
曲名が直ぐに出ない!)と判ったと同時に立ち上がり一緒に踊りだす。
思わずワォー!と叫びそうなノリの良い曲だ。
夫も、それにつられて立ち上がる。 相変わらず、何となくテンポがズレた手拍子である。

 おまけに曲の盛り上がる所ではステージ上に、突如現れたプールから、シンクロのお姉さん
達の足が何本も飛び出したもんだから、どよめきと供に一挙にアリーナ席の観客総立ちである。
完全に、ユーミンワールドへ会場中、突入である。

 曲目に合わせて次々シチュエーションが変わり、見事なキャストのチームワークである。
空中ではサーカスアクト、ステージでは鉄棒などアクロバットアクト、ユーミンを囲むダンス、
シンクロそれらのキャストが一糸乱れぬタイミングで、次々難易度の高い演技が炸裂だ!

 演じる人も人だが、その舞台セットも開いた口が塞がらないほどの仰天仕掛けが、これでもかと飛び出す。
照明、水、炎、花火、巨大なミラーボール、弾けるサウンドそしてユーミン!
自らも空中に浮かぶ2m四方くらいの揺れる舞台に乗って歌ったり、サーカスのお姉さん達がやる高所でのリング上のアクトに一緒に乗り込み歌ったりと、まさしく命がけのステージである。

 これほどのショーを計画、練習、実現までにどれほどの時間、労力、費用がかかったのか考えただけでも身震いする。
総合演出のご主人、松任谷正隆氏にも大拍手である。
 
 またもや、すごいぞユーミン!ここまでやってくれるのか!っと大感涙だ。
次々繰り広げられる、夢のようなシーンに魅せられているうちに時間は過ぎていく。
非日常的な巨大なびっくり箱が開いてから2時間半、ワクワクドキドキの時間は、あっという間に終わりである。
キャスト全員がユーミンの紹介順にステージ上に並び、観客の怒涛のような拍手である。

 ありがとう!ユーミンサイコー!また明日から頑張るよ!
またもや、トランス状態になり家路に向かうのであった。
17の時、ユーミンの歌に夢中になり、それからは、いつも自分のそばに流れている曲の数々。
今でも変わらず走り続けるユーミン、大好きだよ!
これからも、応援するよ!
また、心がしみじみする、いい歌待っているよ!


2000mの散歩道

北八ヶ岳   長野県

「なんて、気持ちの良い風なんだろう!」 冷んやりしていて、余計な香りが全くない!
すっきり爽やかとは、この事かとの思いである。
地上は、夏真っ盛りと言うのに、全く別天地である。

ここは、標高2300mほどの縞枯山に向かう途中の展望台である。
憧れの八ヶ岳である。
15年ほど前の秋に、初めてこの辺りを訊ねて、その紅葉のあまりの美しさに呆然となった。
それからは、毎年訪れるようになった。
この一帯、太古の昔を感じさせる原生林があり、歴史を感じる重さがある。
なのに、ほかの山では感じられない、あか抜けた雰囲気がある。
来るたびに惹かれ東京にも近い、という立地条件の良さで、ゆくゆくは、ぜひ、この地に移住
したいとまで思っている。

 今日は麦草峠に車を置き、茶臼山、縞枯山に向かい雨池に下りて、もとの麦草峠に帰って
くるという周遊ルート。
朝4時30分に家を出た。早朝で道が空いていたのでスムーズに車は進む。

 最近のSAのレストランは、朝食セットがひとつのウリでメニューに出しているので、明け方
に家を出ても助かる。
7時には諏訪湖SAで和朝食を取り、予定より早く8時45分には麦草峠の駐車場に着いた。

 涼しくても、やっぱり登っていると汗が吹き出る。
それでも森の中、鳥のさえずりを聴きながら、透明な出来立ての酸素を身体に入れながら歩く
のは本当に心地よい。
シラビソが多く、大きな岩がゴロゴロした登山道である。
何組かの登山客と擦れ違う。
結構、傾斜はきつい中、2時間余りで、この展望台に着く。

 展望台と言っても、抱えるほどの大きさから、その何倍もある石が自然に積み重なって丘
のようになっている場所だ。
おっかなびっくりで、4つんばいになって、上がる。
先端に立つと胸の空くような眺めが広がる。
遠くは残念ながらモヤがかかってはいるが、やはり視界いっぱいに広がる山波の大きさに
圧倒される。
ほとんどが2000m以上の山なので見事な迫力である。

 暫らく休憩したら、縞枯山に向かう。
頂上は眺望が良くないので、少し横道に反れる感じで縞枯山荘(山小屋)に行く。
前面、草原が広がり、ゆったりした気分になれる場所である。
ここの小屋には電気が来ていないので、夜になるとランプの灯りとなる。
当然、お天気が良ければ満点の星が広がる・・・いつか、泊まって見たい小屋である。
そこで、飲み物を注文しテラスでお弁当にする。
が、今日はお客さんが多いので席の交代を考えて、早々切り上げて雨池へ向かう。

緩やかな下りを、延々と降りて行く。
やっと、到着した雨池は誰も居なかった。
静寂の中、時々鳥の鳴き声が聴こえるだけである。
風が、水面にさざ波を起こしていた。
シーンとした日本画のような景色にしばし見入る。
少々雲行きが心配なので、10分ほどで振り出しの麦草峠へ向かうことにする。
もう、お弁当の時間を除きアップダウンの道を、5時間は歩いている勘定である。

 森の中をどんどん歩く。
そろそろ、疲れが出て来た。
時計は午後3時を指そうとしている。
木道を渡り、しばらくしたら、車のエンジン音が聞こえ始め麦草ヒュッテ(山小屋)が見えた。
フィニッシュである。 クタクタだったので心底ほっとする。

 休憩だねぇ、と小屋に入るなり突然、夫が叫んだ!
「アイスクリームがあったよ!」彼は、甘いものには目がないのである。
若い女店員さんが笑いながら「良かったですねぇ!」
私も負けずと「良かったねぇ!」である。

 登山後の疲れた身体に、小屋の前の縁台で食べるアイスクリームは格別である。
ここはまだまだ、沢山のルートが網の目のようにあるので、また次回が楽しみである。
登山道もわかり易く、何より熊が居ないのはありがたい!
次回は、絶対秋だな!と、夫と誓うのであった。


                      20070812115133.jpg

                     北八ヶ岳 茶臼山 2384m

渓流沿いで、お昼寝

朝明渓谷   三重県

 どうしても、休日だ、お天気が良い、用事がない、の3拍子が揃うと山の中へ足が向く。
今回は、初めて行く場所である。
偵察も兼ねて行くのである。

 嫁に行った娘に来年、子供が生まれる予定なので、孫を遊びに連れ出す場所として、ふさ
わしいか様子を見に行くのだ。

 車に乗り込もうとして、夫の姿にビックリした。
片手には「まだ、あったのか!」と思わず感動モンのだいぶ昔に購入した、アウトドア用簡易
ベッド。もう一方の手には、アルミ製のパイプ椅子。
折り畳んだ状態で2脚下げている。
おまけにビーチパラソルまで小脇に抱えている。
たかだか、2人でちょっと行くだけなのにすごい重装備である。
全て子供達が小さい頃、よくキャンプのお供に持って行った品々である。

 そして極めつけは、夫のだらしのなさそうな短パン姿である。
やはり、短パンは若者が似合うと、再認識した瞬間である。
せっかく行くので、万全を整えて行くのだそうだ。
なんに対する万全なのか良く判らないが、細かい事は気にしない性分なので「フーン」と言う
だけだ。
それでも、ふと思い直し渓流に足を入れたいので、やっぱり私もと短パンに穿きかえる。
ここ何年か短パンなんて穿いた事がない。
やはり、夫に負けず劣らずの、だらしのなさげなスタイルである。

 その、いでたちで張り切って、それ行けぇー!
・・・と、たどり着くと、結構、賑わっている。
ありがたいのは、バーベキューをやって良い場所と、いけない場所がしっかり分かれて
いる事だ。
山は山独特の香りも大きな楽しみなので、焼肉や焼きそばの匂いはカンベンである。
さっそく、そういう不行き届きな匂いのしない渓流沿いに、リュックを下ろす。

 何組かの小さい子供を連れた家族連れが、それぞれ水遊びを楽しんでいる。
ここなら連れて来ても良さそうなので、次回は孫と一緒だねぇーと2人してニンマリする。

 弁当を食べたら、さっそく広げたベッドで昼寝だ。
ハンモックのような寝心地でサイコーに気持ちが良い!
セミ時雨の中、ウトウトしながら夏真っ盛りを味わう。

 かたわらの渓流の中に目をやると昔、子供達が夢中になって捕ったオタマジャクシが変わら
ない姿で泳いでいた。
当時、ここの支流の宮妻峡が、我が家の夏の行きつけだった。

「あの頃の子供達は、もうみんな大人だよ!」
「次は、そのまた子供を連れて来るよ!」 オタマジャクシにも報告である。

息子、カエラズ。

 朝、起きたら玄関の電灯が付けっ放しである。
あらーっ息子はまだ、帰ってない!・・・。
なんかあったのかなぁ?

 昨夜遅く、県外の大学へ進学した彼の高校時代の友達が、地元に帰って来ているとの事で
バイトが終わった後、会いに行ってしまった。
ふと、点滅している私の携帯を見たら、夜中の3時に息子から泊まるとのメールが入っている。
久しぶりなんで、きっと何人かでワイワイやってるんだなぁーと胸を撫で下ろす。

 彼は高校3年間、部活でサッカーをやって来た。
今でも当時の仲間とは、こうした長期休みには必ず集まって遊んでいる。
彼が高校2年なった始めの頃だった。
部活を辞めてバイトがしたいと言い出した。
理由は、深くは聞かずに母の意見だけ伝えた。

 働くのは、学業が終えてから否応なしに自分の食いぶちは自分で稼ぐんだから、今は今しか
出来ない事を優先すべきだ。
 並みの高校生活が続けられないなど、庇護すべき保護者などからの経済的援助がない場合
以外はバイトより部活のほうが得るものが大きいと思う。
 もっと突き詰めれば、バイトして、たいした額しか貰えない時給を稼ぐ時間より、将来行きたい
ところへ進めるように、部活時間を勉強時間に取り替えるなら、未来への投資として生きるから、話は別だ。

 これだけ言って、選択は本人に任せた。
結果は、3年の5月引退まで、フォワードのユニホーム4番を脱ぐ事はなかった。
卒業してからも、その仲間達と旅行や集まりなど楽しくやっている。
義理や打算がなく単純に、お前等と居ると面白い!という関係は若いうちが最も作り易いと思う。

 簡単に、全ての場合がそうだとは言い切れないが、彼の場合は、やっぱりいい選択をした
と思う。
私は、いそいそと、たまに仲間に会いに行く息子に、恩着せがましく 「ほら!お母んの言った
通りだろう!」 と言っている次第である。  (わーッ!なんて嫌な母親なんだ!)


夏野菜の冷製スープ


 この前の休みに、パンの師匠の店に行った。
師匠は昨年、店の隣にカフェをオープン。
そこの限定10食のランチプレートを頂く。

 おなじみ天然酵母で石窯焼きのパンで作っているサンドイッチ、野菜サラダ、茄子の
オリーブ漬け、コーヒー、夏野菜の冷製スープ、しめて840円。
さすが、全部おいしかった。が、特に冷製スープが、暑い季節にぴったりで美味である。
そこで、ぜひ再現しようと今日のランチに、我が家にある調味料、食材で挑戦する。
我が家にあるもので、というのがミソである。
 
 今までも、料理本などに載っているのを作るため、調味料など揃えたが、結局出番が少ない
と、あらかた残して賞味期限切れになってしまう事が多かった。
それを踏まえて、最近は常備しているもので何とかしてみる事にしている。



                 20070731200102.jpg


 ジャーン!出来た!かなりイイセンで再現に成功である。
野菜たっぷりな上にさっぱりしている。
パン食に合うし、何より冷たいので暑い季節に、食が進むこと間違いない!
たぶん、我が家の定番になりそうである。


材料     夏野菜(冬瓜、南瓜、茄子、)玉葱、人参、茹で大豆、コンソメ1個
2人分    ケチャップ大さじ1、酢(米酢)大さじ2分の1、コショウ少々、バジル少々

作り方   1  スープ皿2杯分の水に火をつける。
       2  煮えにくい野菜から放り込む。
       3  ほとんど野菜が煮えたらコンソメ入れる。
       4  ケチャップと酢を入れる。
       5  コショウを入れたら火を止める。
       6  粗熱を取ったら冷蔵庫。
       7  3,4時間冷やして、頂く直前にバジルを振る。    

        ☆  オクラがあったのに入れ忘れた。
        ☆  ケチャップの代わりにトマトを入れても良さそう。
       
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