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Author:あやこ3
 やたら元気な50代
ノーテンキな夫と二人暮らし。
結婚してウチを出た長女と長男と次男あり。


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インフルエンザワクチンは打たないよ!

 
ここ何年か、この時期になるとインフルエンザ予防注射の話題が出る。
しかも圧倒的に推奨派の意見が多い。

 インフルエンザの予防注射って、たしか昔 「効果が不明で、副作用被害が多い」 との理由から義務接種から任意接種になったはず・・・。
今って状況がまた変わったのかな?
それとも、みんな、ちゃんと調べた上で判断しているのかな?
と、ひとごと (自分は全く打ってないので) ながらも気には、なっている。

 6年ほど前だった。
長男が大学入試を控えていた。
他の受験生同様、予防接種が学校で話題になり、どうするか当時長男から意見を訊かれた。
一応、打つ必要なしと答えたものの、再度確認しようと調べた。
やはり自分自身、昔の情報なので新たに状況が違っているかも、と思ったからだ。
だが、行き着いた結論は同じであった。
「有効性が無いばかりか、副作用被害もキチンと毎年報告されている」

 その2年後の次男受験時は、調べるまでも無く打つ必要なし、と答え、事実打たなかった。
だって、かりにインフルエンザになって受験出来なくても、また来年受ければいいではないか!
そんな事より、もし副作用が出て一生寝たきりになんてなったら、取り返しが付かない。

 なんとなく、コレまでの国のやってる事は国民の健康より、それらを作ったり売ったりしている企業、集団を有利にと動いている気がする。
その結果トンデモナイ事態になった事が多々ある。
 薬害エイズだってそうじゃないか!ヤコブ病、最近の薬害肝炎訴訟もそうだろう!
だから私は何かヘン!と思ったら、まず自分で調べる。
特に母親として、自分の無知により子どもをトンデモナイ事に遭遇させるワケにはいかない!

 今回、図書館で借りた本の中に医師が書いた風邪に対する予防の最新ノウハウ本があった。
その本にやはり、ワクチン不要論ばかりか義務接種だった30年ほど前の、重篤な副作用被害に会われた方達がつい最近まで被害認定、国家賠償裁判が各地で起こされ、被害者の訴えがことごとく認められている事に触れてあった。

 そのなかに一例で25年前、学校での集団ワクチン接種が原因で、急性散在性脳髄膜炎を発症、現在症候性ジストニアという重い中枢神経疾患になり、発声を含め全ての行動に重度の後遺障害を残された方を実名で紹介されていた。
 現在も高齢化された親御さんに全面介護されてるそうである。
当時、義務接種だった事を考えるとホントにお気の毒である。
もちろん裁判では国は責任を認め、勝訴してみえる。

 こんな事例が今でもある事を一般の新聞に書かれてあったことは、自分が見る範囲ではない。
ますます製薬会社、医療関係の利益の為に国は動いているんでは?と怪しんでいる。
特にインフルエンザワクチンは、巨額な利益をもたらしているのは予測がつく。

 しかも、今はこれだけ恐ろしい副作用の現実があっても任意接種の自己責任である。
もし、被害にあっても 「アンタ自分で打ったんでしょ?」 で終わりである。
こういう結末が、ありえるかも、と覚悟した上で、みんな選択してるのかなぁ?
何でもそうだが、みんなでやれば恐くない!といっても被害は個人持ちである。

 もうひとつの例だが自分が体験してきた事だから、はっきりしている。
以前、勤めていた所が老健だったためワクチン接種は職場を上げて勧められる。
が、頑なに自分だけ拒否していた。
もちろん、かなり上司から攻撃された。

 だが、ワクチンを打ってる筈の他職員が感染しインフルエンザで休んでるのは何度もみている。
それなのに、自分は一度も感染が確認されたことはない。
全く打ってない、うちの家族も同様である。
また、近所で親しくしていた人が入院した時、彼女の子供がインフルエンザになった。
その子を私が車で病院まで、何度か送迎したが全く感染しなかった。

 今回借りた本の中にも書いてあった。
不顕性感染。
すなわちウイルスが進入しても軽い症状で治ってしまう。
そしてそのウイルス対しては免疫が出来る。
その自己免疫がワクチンなんかよりサイコーの予防であるってね。
たぶん、私はソレだ!と思っている。
 
 でも ・・・ ○○は風邪引かない!って言うからやっぱりソレ?!


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旅の終わり (新春岬めぐりの旅 パート7)


 いよいよ、この旅も最終章である。
明石海峡大橋から眺める神戸の夜景だ。

 情報元は夫の友人。
彼の子が3年前に徳島大学に入学。
年に数回、子供のアパートを訪ねるという。
愛知との往復の帰り道、この橋からの夜景が 「スッゲーェ、きれい!」 と興奮して話していた。
私達も、ぜひその 「スッゲーェ、きれい!」 を体験したいもんだ、と計画に入れた。

 まず、鳴門海峡から橋の手前にある淡路島の最後のPAを目指す。
しかし、こんなに淡路島が大きな島だとは思わなかった。
島をSの字に縦断している有料道路を、約1時間30分ほど走り、やっと到着。
あの、ショーモナイ肉ラーメンしか食べてなかったので軽食をとる。
食後、外に出て神戸方面を眺める。

 闇夜にキラキラと灯りの集落が輝き、噂通り華やかで美しい。
左手に、今から渡っていく橋が見える。
橋を吊っているワイヤーロープに取り付けられた、緑のイルミネーションも煌いている。
冷えた空気が、鮮やかにその光のラインを鮮明にみせる。
白い息を吐き、足踏みしながら見とれる。

 では、いよいよこの旅のフィナーレである。
左手に明石市、右手に神戸市の夜景が見える。
その中心に向かって橋は伸びている。

3、2、1 スタートだ。
光輝く、ど真ん中に突入!
歓声を上げながら橋の上を渡る。
自然の美しさも素晴らしいが、人の手により作り出された美しさも、やっぱり心に響く。
きれいだね・・・きれいだね!って大喜びである。
よーし、このノリで今年も行こうー!(・・・なんともいえないノーテンキさである)



 ・・・2008年、どんな事があるのかな? 何だかワクワクするよ!
                                 
                                             お・わ・り


     
      
       おまけ
         ウチに着いて、さっそく旅行の全走行距離を確認する夫。
        嬉しそうに叫んだ 「3日間で走った距離、1610km!」
        日頃からドライブが最高のストレス解消と言って、はばからない夫。
        とうとう、一人で運転仕切った。
        しかも、全く疲れを知らないかのごとく・・・。
        ウーン・・・おそるべし、52才!
      
                              お疲れさん、サンキューッ!

いざ、徳島へ (新春岬めぐりの旅 パート6)


 地図を眺めて見ると良く分かるが、三角形の室戸岬を頂点にして、西は香南市から東は牟岐町まで国道55号が海岸線をなぞるように道が伸びている。
最高のドライブコースである。

 西から東へ左に山、右に海、その間を縫うように車は走って行く。
しかも、信号がほとんどなく、渋滞も全く無い。
60キロ前後で滑るように走る。
休憩も含め、時間にしておおよそ5時間前後の行程である。
方々へドライブしているが、こんなに気持ちよく長時間楽しめるコースは初めてだ。

 緩やかなカーブを回りきったところに目に飛び込む、美しい海岸線。
直線では山と海との絵のような景色の真ん中を伸びる道へ入って行く。
山の頂上でジッと周囲の景色を楽しむのも楽しいが、自分達が動いてその美しい中へ入って行くのも湧き上がるような喜びを感じる。
ビューポイントも幾つかあり、その度に、停車して眺める。
ほんとに美しい。
美しい国、日本 ・・・ (途中で投げ出しちゃった、いつかの総理大臣のセリフみたいだ。)

 海岸線のドライブを思う存分堪能した後、徳島へ入る。
肉ラーメンである。
予め予定していた店に混む前に早めに入る。
行列が出来る店らしく (忙しいんだから、ちょっとでも自分で出来る事は自分でやってくれ!)
と、言わんばかりの食券購入機が入り口にある。
おとなしく買って注文。

 出て来た!・・・・・・・・・。
・・・・・・チーン!・・・期待はずれである。

 特に美味しいとは言えない麺の上に、焼肉のたれが絡まったような肉が、丼の淵うち側に沿って円を描いて載っかっている。
その肉は、まぁまぁイケる。
だが、ラーメンにとっての、命であるスープの出汁がボケている。
コクがない。
おまけに醤油辛い。
中心のモヤシがガイドの写真には、てんこ盛りで写っているのに申し訳程度しか載っていない。

 美味しい麺類は、食べ始めると直ぐに麺が無くなる気がするが、そうでないのは (まだ、ある!) って思う。
このラーメンも、箸ですくってもすくっても (あらら・・・まだ、あったんだ) って感じる。
紛れも無く、この肉ラーメン、 は・ず・れ!

 ・・・(まぁ、こんなこともあるわいな、以前もガイドに騙されてるし) と、思いながら2人とも無言で車に乗り込む。
夫のその無言も、確実に同じ感想を表している。
(あーッ残念だったね、肉ラーメン・・・)
あえて、話題に出さないのは、ガッカリを念押ししない為。

 続けて車は走る、走る。
何事もなかったかのように走る。
肉ラーメンのことは無かったかのごとく、どんどん行く・・・。
どんどん走る・・・。
走る、走る。

室戸岬  (新春岬めぐりの旅 パート5)


 室戸岬に着いたのは、あと10分ほどで正午になろうとしている頃だった。
キラキラと水平線に陽の光が輝くその海は、やはりデッカイ!。
もちろん、その大きな海原は緩やかな弧を描いている。
台風シーズンになるとTVのニュースで 「台風○○号、室戸岬の南東を北上中・・」 とか何とか言っているアノ室戸岬だ!

 とうとう来る事が出来た。
感無量である。
昔からTVを見ながらどんな所なんだろう?と、ずっと気になっていた。
深呼吸を何度もする。
潮の香りもちゃんとする。

 燈台が半島の先端ではなく、少し奥まった小高い山の中腹にある。
車で登る。
そのループ状で登っていく道中から見下ろした海や室戸市の街。
弓状にカーブした海岸線に沿った民家の集落。
生きているかのように波が打ち寄せる海岸線。
遥かなる空。
絶景とは、まさにこれである。

 駐車場に車を置いて、燈台のそばまで歩いて行く。
思いのほか、灯りの部分が大きい。
そこからも、大きな海を眺めた。
旅って、やっぱりいいなーと思う。
なにより非日常的な空間に身をおく事で、心が解き放たれたようになる。
心があらゆる方向へ伸びていく。

 大きな海を前に今年も が・ん・ば・る・ぞ!っと、ふつふつと力が湧いて来た。



止まったらどうすんの!(新春岬めぐりの旅 パート4)


 3日目はいよいよ待望の室戸岬である。
名残惜しいが、朝8時半には眺望抜群の土佐湾に面した高台の宿を出る。

 ところで、いきなりだが私達夫婦はめったに、喧嘩をしない。
しないどころか、言い争いすら、ほとんどしない。
たぶん子供達は私達が険悪な雰囲気になっている場面は一度も見たことがないと思う。

 が、唯一私が (もうッ!いい加減にしろー!) と思い実際、怒りまくる事がある。
大人気ないとは思いつつ、譲れない・・・。
今回の旅も、とうとう噴火した。

 原因・・・キュウユ、馬鹿々しいが給油。
車の給油をメーターの目盛りで、だいたいどの辺りで入れるかで、火を噴くのである。
私はおおよそ残り4分の1か5分の1くらいになったら、入れたい、いや必ず入れる。
夫はEの目盛りが過ぎなきゃ入れない、ひどいと過ぎても結構平気で走っている。

 室戸岬に向かう途中である。
ふと、夫がつぶやく 「ガソリンが少ないナァ・・・。」
(妻の性分を知りつくしているので、ホントはこんな事言わないのにウッカリ言っちゃった夫)
それを聴き、すぐさま横からメーターを覗き込む私・・・Eの目盛りである。

 あわてるが、態度には出さず (せっかくの旅行に、波立つ雰囲気になるのが嫌である) 道沿いで目に飛び込んできたスタンドに入るように、さりげに提案する。
夫、入る気配なし。
そのまま走り続け、また登場したスタンドにも、やはり入る気配なし。
だんだん、火種がくすぶってくる。

 3軒目が視界に入る・・・あくまでおっとり言う 「ねぇー、入ろうよ」
のんきに夫は答える 「まだ、大丈夫。値段見ながら走ってるから安いとこにするよ」
その瞬間である。
・・・ついに爆発!

 「そんなに入りたくないなら、もう自分でガソリン代出せばいい!」
その剣幕におののいた夫は、あわててスタンドに向け方向指示器を出す。
それでも気が済まない私は機関銃のように文句を言い始める。
「安いって言ったって、たいして何処も変わらない!もう、私は知らない!」

「それに万一走ってる途中にガス欠したら、事故にでもなりかねない!」
「大体もし、このまま走っていざ入れようとした時、通り沿いに無く、それどころか、わざわざその為だけにルートを変更してスタンド捜すなんて時間の無駄!それこそガソリンの無駄!」

 「前に山梨に行ったときもそうだった!」 (2年前にスタンドを捜しに、わざわざ有料道路を途中で降りたことがある。)
「私は昔からガス欠なんて情けない事一回もない、アナタ2回もある!」 (何十年も前の話を引っ張り出している)
・・・ここまでくれば、もう怒りは留まる事を知らない!

 「だいぶ前にスピード違反で2回も捕まったでしょうッ!」 (ガス欠とスピード違反はジャンルが違うだろう!)
・・・夫は特に何も反論しない。
今までも、さんざんこの類のお説教に慣れきっているからだ。

 いつかの夫の言い訳なんて笑ってしまう・・・ 「F1なんてガソリンの微妙な重さでスピードの出方が違うから給油のタイミングと重さで駆け引きしている」  (私達はF1に出ているワケじゃない!)
ほかには 「Eの目盛りでも大体どの車も、あと20キロ30キロは走れるようになっている」
(だ・か・ら、それからの具体的目安がメーターから目で確認出来ないではないか!それが慣れない土地での不安を招く)

 スタンドのお兄さんがゴソゴソやってる間にだんだん冷静になってくる。
今度は子供に言って聞かすように、ゆっくりお願いモードで話す。
「せっかくの旅行なんだから、自分達でちょっと気をつければ避けられるリスクは、負わないでおこうよ。」
「私はガス欠の心配して車に乗ってるのは超不愉快なんだわー・・・同じ気持ちを向けるのなら、もっと旅行本来を楽しむ事に向けたいし・・・。」
と、しんみり喋る。

 ここまで言えば、きっと解ってくれるだろう。
だが、ボソッといじけたように夫が言った。
「もう、メーターの残量、絶対口に出さない・・・」
「・・・・・」


足摺岬 (新春岬めぐりの旅 パート3)


 道後温泉を朝8時に発つ。
すぐに松山自動車道に入り南下。
ほとんど山の中を走っている。
つい最近、雪が降ったらしく、所々で路肩に寄せた土交じりの雪の塊がある。
天気も曇り空である。

 だが、窓を流れる景色は単調なようだが長時間眺めていても全く飽きない。
冬なので枝だけの落葉樹も多いが、春の為の力を蓄えてるようで、何だかいじらしい。
山肌に寄り添うように建っている民家の小さな集落も、その生活を思いほのぼのする。
やがて高速を降りて一般道に入る。
民家の数が増えていく。
街が出てくる。

 そんな時のひとつのお楽しみが、ジャーン! 「笑えるネーミングのお店を捜そう!」 である。
通って行く道で、いかに面白い名前の店、もしくは看板があるか見つけるのだ。

 今回、何度も見かけて夫とウケたのが 「ラーメンぎょうざの豚太郎」 ・・・スゴイ!なんとも言えないインパクトである。
ほかでは 「食事処 闘牛」 (何の料理がウリなのか意味不明。)
もっとよく分からないなのが 「ランチのダイナマイト」 ・・・。
思わず噴き出したのが 「うどん よって屋」 (なかなかイイじゃないか!)

 しかし、最もウケたのが・・・ムフッ!(笑を噛み殺している) ・・・ 「喫茶 イタチ」
いったい開業にあたって店主はこの店名に、どんな希望を託したのだろうか?
笑いのツボに大当たりである。
結局このネーミングを超える店は旅の最後まで無かった。
あっぱれ! 「喫茶 イタチ」

 ゲラゲラと2人で笑いこけながら (・・・いい年をして下らない事で弾けている夫婦である) 車は走る。
ビュンビュン走る。

 ・・・いよいよ足摺岬が近づく。
まずは手前の足摺海中公園にある海中展望台にて、海の中の様子を観る。
しかし残念だが、去年見た和歌山串本の海の方が抜群に透明度が高く、魚の種類も多い。
潮の関係かと思われる。
気を取り直し、いよいよ足摺岬へ

 車を止めて半島先端に立つ。
海が大きい、とてつもなく大きい。
「水平線が丸いよ!」 と、夫が興奮気味に話す。
視界200度位はありそうな海の開口部の淵から淵が、緩やかにカーブを描いているのが確認出来る。
「ホントだ!丸い、丸い!確かに丸い!」
やっぱり、地球は丸いんだなぁー・・・。
繰り返すようだが、百聞は一見にしかず、感動である。

 この果てしなく続く大海原を前にして、胸がいっぱいになる。
嬉しいな、嬉しいな!やっとこられた、足摺岬。
おかげで漢字で 「足摺岬」 ってちゃんと書けるようにもなったよ!

道後温泉 (新春岬めぐりの旅 パート2)


 道後温泉に着いたのは、夕方5時を少し廻った頃だった。
夏目漱石も通ったと言われる、道後温泉本館の建物が見たかったので、早々と夕食を済ませ温泉街に繰り出す。

 三層楼になった城郭式のそれは、重厚感あふれ、まさしく道後温泉の顔という感じである。
窓から漏れる暖かなオレンジ色の白熱灯色が、何やら不思議な雰囲気を、醸し出している。
ふと、むかし観た映画 「千と千尋の神隠し」 の主人公、千尋が働いた湯屋に似ていることに気づいた。

 懐かしいような、切ないような思いで見上げる。
・・・その映画は、当時抱えていた問題とリンクして記憶に残っているので印象深い。
映画なんてのんびり観ている場合か!などと自分でツッコミを入れながら入った憶えがある。
だが、こうして今、振り返ってみれば、その問題も何とかなってしまった。
その事実が、これからも起こるであろう様々な問題も、きっと何とかなるに違いないと思わされる。

 建物を眺めながら周りをゆっくりと歩く。
時を経た古い建物を見ると、ついついそこについて廻ってきた、それまでの人の営みに気持ちが向く。
おびただしい数の人々が、やっぱりヤレ滑っただのヤレ転んだだのと、沢山の出来事を経て一生を終えていったんだろうな、と考えが行き着く。
結果、励まされる事が多い。
だから自分は古い建物が好きなのかなぁ・・・とも思う。

 賑やかに通り過ぎる大勢の観光客も、みな一様に楽しそうだ。
だが、やはり普段の生活に戻れば何がしの問題はあると思うし、時間軸で考えれば誰しもそういう時があるとも言える。
どのような場面に遭遇しても、自分だけが大変とか苦労してるとかの、幼稚な考えだけは持つまいと思う。

 流れていく歴史の中で、自分の置かれたポジションを最大限に楽しんで過ごして行きたい。
単に享楽を願うのではない。
山登りのように苦しく辛い思いの果てには、大きな達成感や喜び楽しみがあることを思い、日常の煩わしいことも必要な事だ、と受け入れるしなやかさも持ち続けていきたい。

 新しい年。
どんな事があるのだろう?
平凡だけど健康で元気に楽しく、自分を取り巻く周囲の状況や人々、全てに感謝して毎日を過ごせたら、上等だな・・・。

 そんな事を考えながら、お正月らしい興奮や活気が満ちあふれた温泉街をブラブラしていた。


新春岬めぐりの旅

 毎年お正月休みは家族旅行が恒例である。
夫婦とも地元出身なので、里帰り旅行の必要はない。
子供達が幼い頃は10年近くスキー旅行であった。
が、3番目の子が高校生になった5年ほど前から夫婦だけの旅となった。

 当然だが子供の方が親離れし、友人との約束を優先するようになったからだ。
また、それはそれで子供好みの旅ではなく、自分達が行ってみたい場所が選べる事となり、変わらず毎年楽しみに出かけている。

 今年の新春旅行は題して「岬めぐり、四国編」
秋が終わる頃、地図を前に2人で計画を練る。
まずは、お互い絶対外せない希望確認。

 言いだしっぺの私、もちろん足摺岬と室戸岬に立つこと。
運転係りの夫、香川の讃岐うどんと徳島の肉ラーメンが食べたい。
共通の希望は瀬戸大橋を渡ってみること。
なるべく海岸線に沿った道を走り景色を楽しみたい。
あと明石海峡大橋から神戸の夜景を眺めること。

 以上を基に大雑把にルートを決める。
愛知から岡山まで走り瀬戸大橋を渡って香川で讃岐うどん。
そのまま西の愛媛へ行き海岸線を南下し高知、足摺岬室戸岬に寄り、海沿いに北上。
徳島へ入り肉ラーメンを食べ淡路島へ向かう。
日暮れ後、フィニッシュ明石海峡大橋に突入し、神戸の夜景を楽しみ愛知へ戻る。
どうだ、これで!

 計画実行に地理的に最適な宿泊先を1泊目、愛媛県道後温泉。
2泊目、高知県土佐市と決定。
細かい詰めは、年末までに様々なメディアから情報を仕入れ順次相談する事。

・・・・あっという間に2008年おめでとう!決行である。

岬めぐり四国編  一日目

 朝6時に玄関を出る。
丁度、友人宅から長男が帰宅。
年末から里帰りしたはいいが、連日順番に友人と会って遊び呆けている長男。
彼からの「楽しんで、おいでよ!」の声に見送られる。

 車はグングン高速を飛ばす。
11時30分には瀬戸大橋途中のPAに立つ。
やはり実際の橋の巨大さに圧倒される。
何でもそうだが、百聞は一見にしかず。
実際に見る事により、見る前と明らかに印象が違うし、記憶への刷り込み度が違う。
単純にへーぇ!と感心。
瀬戸内海の景色も幾つかの島が浮かび、情感たっぷりののどかな風景である。
思わず「瀬戸の花嫁」が口から出る。
しみじみと、こうして元気に新しい年を迎えられた幸いを感謝する。

 続いて香川へ向かう。
夫、お待ちかねの讃岐うどん。
事前にガイドで決めていたお店を訪ねて走り出す。
ナビを頼りに移動。
さすがに、うどん屋の看板多い。
が、ない! ない、ない・・・お目当てのお店がない。
見落としたかも?と、また元の場所に戻る事にする。
その通りすがりで気になる光景発見。
ある「うどん」の看板の店へ、何台も地元香川ナンバーが入って行くではないか!
駐車場も8割ほど地元車で埋まっている。

 これこれ!地元の人が入って行く店の方が絶対信頼出来る。
今までガイドブックの名店とかに幾度だまされた事だろう・・・ある時など行ってみたら、つぶれていた、という災難もあった。
夫と顔を見合わせ2人で「よし!」とその店に決定!
しかし、セルフってある。

 ガイドには「セルフでも自分で茹でる店もあるしトッピングだけ自分で載せるとかあるから、入ったら前の人のする事を見て真似る」とある・・・えーっ!すっごい無責任。
じゃあ自分達がトップだったらどうするんだ?
なんだか不安である。
たかだか、うどんを食べるのに不安を感じるなんてやりきれない。

 ・・・と上手い具合に地元人が入って行くではないか!
さりげその人の後ろに廻る。
ガラリと開けた引き戸からは客席が全て見渡せる。
入り口でお盆を持ってカウンターに沿って移動。
お茶類、小盛のお握りや寿司が順番に置いてあり、そしてうどんコーナーと続く。
うっかりおかしな事をしないように、前に居る地元人の行動を凝視しながら進む。

 うわー!やっぱりすごい!目の前の、大っきな釜の中から流れるような動作で次々とうどんを丼に移す、お婆さんに近いおばさん。
立ち上る沢山の湯気が、また美味しそうである。
絶対、こりゃ釜上げだなっと注文。
手際よくお客さんを、さばいていくおばさん。

 ほどなくして茹でたての釜あげ讃岐うどん登場!
麺にコシがありシンプルな小麦の味がする。
つけ汁も適度に甘辛く麺に良く合う。
食べながら、ふと入り口を見るとスゴイ行列である。
扉が半開きで外にまで人が繋がっている。
そそくさと食べ終わり席を立つ。

 2人で小盛の散らし寿司と炊き込みご飯、そして釜揚げうどん2人前、締めて990円!
信じられない安さである。
もちろん肝心のうどんもちゃんと美味しい!これなら常連になりたい位である。

 全く、予定していた店は見つからなかったけど、偶然見つけた店がすごくよかった。
だから、面白い。
普段でもそういう類の事いっぱいある。
様々な場面で、もっと意識して成り行きに期待するのも楽しい・・・。
満足感に浸り、そのまま愛媛県道後温泉に向う。
鼻歌交じりで窓の外を流れる景色を追う。
軽快に走る、走る、車は走る。


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