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あやこ3

Author:あやこ3
 
ノーテンキな夫と二人暮らし。
独立した子供3人あり。


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晩秋の散歩道


 本宮山    789.2m   愛知県

自宅(9:00)→コンビニ、パン屋→くらがり渓谷駐車場(10:30)→頂上(12:50から14:00)
→花の木キャンプ場にて持参のお汁粉でおやつ休憩→くらがり渓谷駐車場(16:00)→自宅

 この山は、幾つも登山道がある。
一般的には南麓の表登山道と、北麓の登山口くらがり渓谷がある。
過去2回ほど、南麓からのみ登ったことがある。
だが今回、紅葉を楽しむために初めて北麓から登頂する。

 この季節、くらがり渓谷は紅葉祭りが催される位、華やぐようだ。
渓谷沿いに沢山の、みごとな彩の木々を楽しむことが出来るという。

 はたして、もうすでに散っている木もあるが、まだまだ見事な紅葉ぶりである。
シックな濃赤色、鮮やかな赤、黄緑、橙色、黄色の美しいグラデーションなど、林道沿いの斜面の上の方まで続いている。
渓谷の、サワサワと流れる水の音をバックに、歩きながら穏やかな気持ちになれる。

 初めて歩いてみたが、それほど有名ではない場所だけに、何だか得した気分である。
コースも緩やかな登りが続いて行く。
ハイキング気分で登って行く事が出来る。
それでも、2時間あまりのコースである。
空気は冷たいが、身体はホカホカしてくる。

 頂上は特に展望が良い訳ではない。
眼下に町を見下ろせる少し下がった所で、お弁当にした。
確実に、秋が終わろうとしている空気であった。



                      08-11-29_11-03 くらがり渓谷
                   
                     コース途中の花の木キャンプ場より


                                          2008.11.29


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表札リニューアル


 自宅の門(と、言ってもツルバラを絡ませた、単なる真鍮で出来たアーチ)に長年、括り付けられた表札。
市販の木製プレートに、アクリル絵の具を用いて自分で描いたものだ。
もう、作ってから何年も経つ。
風雨にさらされて、だいぶ割れたり欠けたりと傷んできた。
そろそろ新しいのを、と1ヶ月程前から細切れ時間を利用して作って来た。

 我が家の表札は、住所のほかに家族全員の名前を載せている。
その方が郵便屋さんや宅配業者も助かるだろうし、誤配のリスクが減ると思ったからだ。
また心情的にも 『このお家は、家族みんなのお家ですッ!』 をアピールしたかったのだ。
おまけに、ちゃっかり飼い犬まで名前が並んでる。

 これには、犬も家族の一員の意味のほかに、ちゃんとワケもある。
家族で出かけた旅先で、記念の便りを自宅に出す時に、飼い犬を宛名にしていた。
もちろん留守番している犬に語りかけるような文面で、である。
子供達にもウケていた。
そんな記念の便り、全てちゃんと届いている。
あっぱれ旧郵便局!ありがとう、である。

 だが今回、当時作った表札の家族メンバーがだいぶ減った。
長女は嫁に行き、長男は独立、愛犬は死んだ。
ハテ、そのまま減った現在のメンバーで作るのか考えた。
何だか、3人だけというのも寂しい。
ふと、このペースで何年かで作り直していくと、もしかして最終的に私の名前だけ?とも思う。
苦笑いしてしまうが、その確率は高い。

 念のため、夫に表札の名前をどうするか尋ねてみる。
あっさり、そのまま5人と1匹で、と言う。
・・・うん、うんそうだね!
自分もなんとなく、変えるのはあまり気が進まなかった。
それに用心の為にも沢山メンバーが並んでいた方が心強い、とも考えた。
もちろん、特に何の差し支えもない。

 よーし!決まった。
 ・・・で、このまま旧住人も含めて、5人と1匹の新表札完成!
また、ツルバラの絡まったアーチに括りつけましょう。



                   08-11-24_08-09 yokomuki

                真ん中に住所と家族5人と犬の名前が書いてある。


晴れたッ♪山行こう!


小倉山     841m  岐阜県

自宅(7:30)→養老公園駐車場(9:15)→登山口(10:00)→頂上(11:45~12:50)→
登山口(14:10)→麓で紅葉祭り、露店多数、五平餅とおでんで一休み→駐車場(15:00)


                08-11-22_10-12.jpg

                          登山口付近、夫と紅葉


 小倉山は、観光地である養老の滝近くの登山口から登る為、麓の養老公園Pに車を置く。
この辺り、紅葉の名所でもあり、シーズンになると大勢の人で賑わう。
もちろん私達が着いた時間は、まだ早いためシーンとしていた。
麓の木々は丁度みごろを迎え、どこを向いても、ため息が出るほど美しく色付いている。

 登山口で受付を済ませ、ゆっくり登って行く。
久しぶりの山登りである。
落ち葉が積もった登山道を、カサコソと踏み締めながら登って行く。
時折、日の光に反射し美しく輝く木々を見つけては立ち止る。

 最初からジグザグ道の急な登りが続く。
汗をかきながら、一歩一歩登って行く。
コースの半分くらいのところで、休憩にピッタシのベンチが置いてある。
そこで休みながら、つくづく体力が付いたことを嬉しく思った。

 初めて此処へ来た時は、このベンチで、すでにヘタばっていた記憶があるからだ。
まだ山登りを始めて間もない頃だ。
先月行った五井山も、最初は苦しくて苦しくて、ヨレヨレになり登頂した記憶がある。
それが、今では確かに楽ではないが、そこまで苦しいとは感じない。

 人間の身体は鍛えれば、それなりに強固になるのを身を持って実証している気がする。
本来、年齢と共に衰えて行くのが自然だが、自分の場合は確実に登山を始める前より体力がある。
頑張って、毎日の生活習慣も律し、この体力をずっと持ち続けたい。

 夏に登った赤岳。
早朝、頂上から見た、雲海に浮かぶ富士山。
あまりに綺麗で荘厳さに満ちていた。
心が大きく揺さぶられた。

 この景色を幾つになっても絶対、見たいときに見に来たい!と強く思った。
見に来られるだけの体力を持ち続けたい、と痛切に思った。


  そんな事をボンヤリ考えながら、また腰を上げ登り出す。
途中、何度も色付いた木々に見とれ、立ち止ったにもかかわらず、標準時間より少し早く登頂。
目の前に広がる絶景は、揖斐川、長良川、木曽川が綺麗に線を描いて濃尾平野を横切っている。遠くの山並みも見える。
伊吹山やその奥に見える高い山々は、雪を冠っている。

 美しい初冬の景色だ。
こういう景色を見てしまうから、苦しくてもまた次はどこへ登ろうか!と必ず思ってしまうのだ。



                  08-11-22_12-43小倉山
 
                              頂上より大垣方面を望む

                                       2008.11.22




 

大根、干してみました。


 先々週、出かけたパン製菓材料専門店で、立ち読みした料理本。
大根を、煮る大きさに、あらかじめ切って半干し(半日ほど日に干す)する、という特集である。
早く煮えるし栄養価も高くなり、おまけに甘みが増し美味しい、と良い事尽くめのように書いてあった。

 もちろん、きり干し大根や花きり大根は大好きだ。
大根が豊作だと、よく義母が作ってくれることもあり年中、大活躍の品である。
だが、半干しという干し方は知らなかった。

 自宅にある野菜の最新事情本(野菜の便利帳 高橋書店)もチラッと確認した。
大根は干すと栄養価がカリウム14倍、カルシウム23倍、鉄分49倍、食物繊維16倍にアップするとある。
これは干すしかないでしょう!という気にさせる堂々たる数値である。

 もちろん、カラカラにしなくても少し干すだけでも効果は変わりない、との事である。
偶然、大根を知り合いから何本かいただいたので、本通り半干しに挑戦。
葉っぱの対処は載ってなかったが、モノは試しと、サッと茹でて干してみた。


                      08-11-18_08-20 大根


 本には半日干す、としてあったが、まだまだ干し足らない気がして結局、3日間干した。
で、出来たのがコレ・・・。 
葉っぱは黒っぽく、干しワカメみたいであまり食べる気にならない代物になった。
手で触るとポロポロ砕けた。
やっぱり、葉物は干し物には向いていないようだ。

 根のほうは、少し小さくなり皮が固くなった。
中心部分は、まだまだ生しい。
でも、本には完全に乾かさなくても良い、とあったのでコレで良しとする。


                      08-11-20_14-41.jpg
 
 せっかく、出来たので煮てみた。
特にコレ用にと材料を揃えたわけではなく、とにかく出来映えを確認したいのだ。
鰹で出汁を取り、冷蔵庫にあった椎茸(コレは、よく自分で干している)と、かまぼことのコラボレーション。


                      08-11-20_18-41.jpg


 ・・・思ったほどは、美味しくはなかった。
確かに早く煮えるが、皮は歯ごたえがある。
甘みは、それほど増えたとは思えない。
食感も噛んだ瞬間崩れる感じではなく一旦皮で止まり、それから柔らかい中心部と2段階になる。
好みもあるだろうけど、私はやっぱり干すのは切り干し型か、花切り型の方がふさわしいと思う。

 なんだが、干している3日間、どんなに美味しいだろう!と、とっても楽しみにしていたのでガッカリ!
      ・・・まっ、こういう事もあるだろう。





一筋縄ではいかない!

 今日は、昨日に引き続き雨。
本来なら紅葉を楽しみに、山へ出かけるところである。
残念だが、そんな日はそんな日で石窯でパンを焼くのだ!
 
 今日焼いたパン
アンパン、食パン、ライ麦パン(オレンジ、レモンピール入り)、黒糖レーズンパン
全て自家製酵母、国産小麦粉(ゆきちから)使用。
 
 反省点
アンパン       中のアンコ(自家製)の甘みが足りない。
ライ麦パン      イマイチ、何かもの足らない味。
黒糖レーズンパン  皮が固く、発酵後の膨らみが少なく、出来上がりが小さい。
食パン        特になし。


 反省点に原因を仮定し、次回に改善して再度、実行してみる。
原因が幾つも考えられる場合は、その数だけやってみる。
そんなことの繰り返しである。
なんだか、理科の実験をやってるみたいだ。
酵母の調子、パンの材料と配合、窯の火加減全てが揃って美味しいパンになる。
当たり前だが、なかなか上手い具合にはいかない

 時々、とんでもない事に首を突っ込んでしまったと思う。
自宅に窯まで作った。
ふと、このまま満足なパンが出来なく、バアサンになり息子から叱られてる予感がする。
まったく用を成さなかった石窯を前に 「この石窯、どうやって処分するんだ!」 って・・・。
そしたら、耳が遠いふりして、しらばっくれるんだな・・・。




                    08-11-16_13-17石窯のパン

              手前からアンパン、黒糖レーズンパン、ライ麦パン、食パン



海老で鯛を釣る 


 サザンカが咲き揃った秋の日、嫁に行った娘が訪ねて来た。
もうすぐ、夫の誕生日である。
少し早いが、プレゼントを持って来てくれたのだ。
夫は満面の笑みで、包みを開く。

 出て来たのは、暖かそうなパジャマである。
「ワーイ、ワーイ♪お父さん今日からコレで寝るッ!」
と、夫はパジャマを両手でブラブラさせ、大喜びである。

 はしゃいでいる夫を尻目に、さりげに娘は言った。
「私、今度の誕生日は、新しいミシンが欲しいんだよねぇー・・・。」

 一瞬で、夫の動きが止まり、空白の時間が流れた。


一束いただきます! 


  用足しのついでに立ち寄った、隣町にある地元特産品のお店。
旬の野菜を順番に見ていく。
生花のコーナーに差し掛かった瞬間、花を眺めようとする目が止まった。
見覚えのある名前を見つけたからだ。

 ここに置いてある商品には、全て生産者の名前と住所が記されている。
住所から見て、間違いない。
小学校の同級生だったヒロピーだ。
ヒロピーの名前の付いた花束。

 何だか胸がいっぱいになった。
小学生だった頃の記憶が鮮やかに甦る。
しげしげと手に取り、眺める。

 ヒロピーは、いつもボーっとしている何とも目立たない存在感のない子だった。
ところが、学期末になると毎回クローズアップされた。
通知表が、いつもオール1だったからだ。
いたずら好きなワルガキ数名が、必ず見つけて、はやし立てた。
オール1が、すでに皆の周知の事実になってしまっていた。

 それでもヒロピー、ワルガキ達を尻目に、特に表情を変えるでもなく淡々としていた。
それが、どうかしたかぁ?というノンキな雰囲気だった。
私は私で、どうしたらオール1でも、あんなに悠々としていられるんだか不思議だった。

 ・・・たしか、お家は農家だった。
ちゃんと、家業を継いで、こんなに立派な生花を作っているんだ!
オール1だって、すくすく大人になって、こうして一端に生花生産者として歩いているんだ。

 単なる小学校の同級生だった、というだけなのに涙が出そうな位、嬉しい気分だ。
ヒロピーに会って 「頑張ってるんだねぇ!」 と言い、肩の一つもポンと叩きたいくらいだ。

 ヒロピーの名前の付いた花束。
今日は、花は全く買う気がなかったが、ここで38年ぶりに出合った記念だ。
ひと束いただくよ!
折れないように、そーっと、そーっとカゴに入れた。

 もしも、ヒロピーに会ったら言いたい。
「この花の出来は、間違いなく 『4か5』 だと思うよ」 ってね。
ヒロピーたぶん今でも、それがどうかしたかぁ?って顔するね、きっと!



 いつも楽しませて貰ってます♪ その2 「あんまり嬉しくない・・・。」


 ディのスタッフの中では、若手である看護師の秋子さん。
もうすぐランチだという頃、利用者さん数名とテーブルについていた。
秋子さん以外、当たり前だが全員、お年寄りである。

 隣に座ったハナさん、秋子さんに、そーっと内緒話するように耳元に近づいた。
秋子さん何だろうと耳を貸した。
ハナさん、ひとこと
「この中では、アンタが一番 『華』 があるわ!」

 秋子さん、心のひとこと
「この中では・・・比べて欲しくない・・・。」



いつも楽しませて貰ってます♪

 
 勤めているディサービスで、みんなでワイワイ世間話。
その中で、トメさんの知り合いが82歳で最近亡くなったと言う。
それを聞いたハナさん、
「惜しくない年で逝ったから、よかったねー!」
そういうハナさんは90に手が届く・・・。

 歯磨き後、洗面台の前でよろけたハナさん。
ヨシさんが気を利かして自分の杖を差し出した。
ハナさん、遠慮して自分は大丈夫だと断った。
それでも差し出すヨシさん。
やっぱり断るハナさん。
なおかつ差し出すヨシさん。
・・・はっきり言って、二人とも杖がないと歩けない。

 ランチの時間。
自分のお膳のおかずを箸で散々裏返したり、つまんだりするハナさん。
結局、口には入れない。
ポイと皿に戻す。
その後、何食わぬ顔で職員(私)に向かって、こう言う。
「アンタ、これ全く手つけてないから、上げるわ」
手はつけていないが、箸は、しっかりつけている!

 勤務のある日は一日中、笑ってる気がする。
ライブで吉本のお笑いを観ているようだ。
特にハナさんには楽しませて貰っている。
今日もお風呂に入るのを手伝ったら、言われた。

 「アンタにお礼がしたい!」 と、サイフ代わりである腰巻の巾着からお金を出そうとする。
巾着を開けて、意外な顔をするハナさん。(この表情が笑える!)
ハナさんの申し出を断りながらも、さりげに私も上から覗く。
見ると千円札が一枚だけ入っている。
ハナさんは言う 「やっぱり今日は、止めとく!今度コレ(お札)を細こうしたらね。」
どうやら、小銭なら 惜しくないようだ。

 ・・・やっぱり、ディの一日は面白いし、楽しい!

花梨のど飴作り

 
 今年、何年ぶりかで花梨に実がなった。
この何年か、熟す前に虫にやられる事が多かった。
最も、ほったらかしなので当たり前である。
ところが今年は虫もウッカリしていたのか、大人の握りこぶし位の大きさの実が、三つなった。

 さっそく、頃合いを見計らって、もぎ取った。
ほのかにいい香りがする。
張り切って冬に備え、のど飴を作った。

 悪いところや種の部分を取り除いたら、400gの実が残った。
同量の水でしばらく煮て、エキスを濾し取る(250cc出来た)
そこへ、きび砂糖(190g)を加え、コトコト煮ること1時間。

 トロリと 『花梨のど飴』 の出来上がり!



                08-11-08_19-42  花梨のど飴

            小さい方の瓶詰めは来週遊びに来る、娘にやろう♪


ホームマウンテン

五井山   454m 愛知県

自宅(9:20)→登山口(10:40)→頂上(12:00~13:20)→登山口(14:50)→自宅

 このところ、休日の都合がつかず、時間をかけて登れる山へは行けないでいる。
細切れの用事が多く、早朝から夜間まで、まるっと時間が使えない日ばかりなのだ。
運良く天気良し、都合良し、と楽しみにしてたら身内の葬儀発生、という事態になった事もある。

 最も、年代的に自分の親も含めて、その兄弟がみな70代~80代なので当たり前である。
この何年か、毎年必ずあっちの伯父、今度はこっちの叔母と葬式のオンパレードだ。
かくいう今夜も、お通夜である。

 取り合えず体力維持の為、行ける山・・・と言うわけで重宝しているのが、この山。
家から片道1時間半弱で登山口に着く。
登りは1時間半位の低山だ。

 コースも杉や檜の植林帯あり雑木林ありで、その中を適度なアップダウンで登って行く。
登山道も全く迷いようのないスッキリハッキリの道が一本伸びている。
季節が合えば、コアブラツツジやドウダンツツジなど見事な花々が山肌を彩ることもある。

 頂上も、海に向かって休憩ピッタシの斜面の空き地がある。
もちろん、眺望は素晴らしく、三河湾を取り囲むように両端に知多半島と渥美半島が見える。
胸のすくような景色が楽しめる。
まさに手軽で気軽に登れて、気分が良い山である。

 だが、この高さの山では紅葉にはまだ早い。
それでも、植林された杉林の中は、秋の空気を含んだ風の通り道だ。
登りで汗ばんだ身体に心地良い刺激が走る。

 落ち葉もまだまだ少なく、登山道の土が見えている。
だんだん、ここも歩くとカサコソと音がする位落ち葉が積もると思うと、また楽しみだ。

 最近読んだ本の中で 「そうか、そうなんだ!」 と納得した事があった。
なぜ、人は森羅万象に心動かされるのか?
それは自分の心理を投影しているからだ、という。

 なるほど、だから若い時より様々な経験、体験を積んできた今のほうが感動の範囲が広くて深いんだと、あっけないほどストンと分かった。
四季の移ろいに自分の歩いてきた道程を思い、足元のおぼつかないお婆さんに自分の母を重ねたりと、確かにそうかもしれないと思う。

 山を歩いていると季節の情報が、たくさん身体に入る。
樹木、鳥、花、空気、全てが季節通りに秩序正しく回っている事。
やはり、人の営みの公平さにも思いがいく。
みんな、1日24時間。
確実に誰の 『時』 も進んでいる。

 しみじみ楽しく嬉しく、感謝だと思う。



                    08-11-02_11-29 五井山にて

                               ミヤマシキミ
                くすんだ色彩の森の中で、ひときわ鮮やかな実をつけていた
                       
                                         2008・11・2                           

ミニミニクラス会


 この夏のお盆に、高校のクラス会が久しぶりにあった。
ちょうど登山旅行と重なり、あっさり欠席。
それでも、みんなの消息は何となく気になる。

 出席すると言っていたミーコに秋風が吹く頃、連絡した。
なんと彼女も結局、欠席したと言う。
もう一人、仲の良かった香織も都合がつかず欠席と聞き、一旦出した出席の返信を取り消したと言う。

 なぁーんだ、とガッカリし、お互い近況報告をしているうちに香織も誘って集まろう、という事になった。
香織に伝えると思いのほか大喜びで賛成する。
直ぐに3人の予定を合わせる。

 およそ1ヶ月後の日曜日に集合することになった。
3人で会うのは、たぶん7,8年ぶり位だ。
小雨降りしきる中、ミーコの家の近くにある、公園に集合。
その後、ミーコお勧めのパスタの美味しいお店に、ランチに行く段取りである。

 当たり前のように会わなかった何年かの、それぞれの身の回りの変化報告会となった。
私は山登りを始めたことを言った。
2人から、どの位の頻度で行っているのか聞かれた。
休日は晴れていれば絶対行けるように、ほかの予定は極力入れないように努めていることを話した。

 すかさず香織に、つっこまれた。
「じゃっ、今日は雨が降ってたから良かったものの、もし晴れてたらドタキャンするつもりだったんでは?」 と、相変わらず鋭い指摘である。

 「いくら何でも、そんな殺生なことはしない!」 と、自信たっぷりに私は言い切る。
でも、さりげに 「・・・集合場所を変更するかも・・・。」 とぽつりと言う。
ミーコと香織は、顔を見合わせ 「?」 の顔をする。

 ニッコリして私は言った。
「晴れてたら、たぶん集合場所を登山口にする!」
両脇の2人から肘鉄を、おみまいされた・・・。



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