経ヶ峰 819m 三重県
登山口の駐車場から、いつものようにお弁当とお昼寝マットが入ったリュックを背負い、出発。
もはや辺りの桜の花は、ほとんど散りかけ葉っぱの新芽が芽吹いている。
それでも、桜らしい甘い香りは春の陽光にのって漂っている。
耳に飛び込む音は渓流の水音のみ。
穏やかで、ゆったりとした空間の中を歩き始める。
暫らくするとウグイスの鳴き声がする。
足元には見慣れないスミレ程の大きさの白い花が、転々と林道脇に咲いている。
ぜひ、名前を知りたいのでカメラに納める。
山に行くようになり、沢山の花、木、鳥の名前を覚えるのが大きな楽しみである。
昨日まで単なる花だったのが、名前で呼べる嬉しさは、新しい友達が出来た時の喜びと似ている。
自分にとって、かけがえのない存在のひとつとなる。
先週、久しぶりに高校時代の友人から電話があった。
私が毎年送る、年賀状に写っている山でのスナップ写真。
添えられた文面の 「休日は山に行ってるので、いつも留守です」 のコメント。
面白そうだと刺激を受け、つい先日、宮路山(愛知県)に登って来たと言う。
頂上からの眺めには感動した、と興奮して話す。
ここ経ヶ峰、1時間半ほどかけて登り切った頂上は何と360度、視界を遮るモノがない。
外を向き、グルーッと回転しながら景色を眺める。
霞繋ってはいるが、遥か彼方の山並みまで見える。
下界の小高い山々の谷間にある、寄り添うような集落も点々と見える。
心が、いっぺんで浄化されるような美しい眺めである。
帰りの尾根道を、鼻歌交じりに愉しげに歩く。
頭上ではヤマガラが木と木の間を飛び交う。
こうして今日も元気に山へ来られた事が嬉しいし感謝と、しみじみ思う。
今夏に10数年ぶりだが、クラス会の予定があるそうだ。
約30数年前の高校生だった自分。
こうして山登りを楽しんでるなんて、全く想像すらしていなかった。
だからこそ、先のことをアレコレ考え決め付けてはいけない、と謙虚にもなる。
幾つになっても明日は判らない。
ここはコースも判り易く、難しい場所も無い。
なのに頂上はサイコーの景色が堪能出来る。
今度、会ったら一番に奨めてみよう!登山を始めた友達に・・・。
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ウグイス、いいですねぇ!・・・でも山では鳴き声は頻繁に聴くんですが、姿は一度もじっくり見た事ないんです。何しろ動きが素早くて、ジッとしてないんです。
山の情報は手持ちのガイドブック(東海地区はじめ、百名山、鈴鹿山系、八ヶ岳などの登山案内本)やら、インターネットで実際登られた方のレポート、行きつけの登山専門店から送られてくるDMなどですね。
普段は前日、まずお天気が一番良さそうな方面を選び、自分の体力、技術、山の眺望の良さなど比較検討します。
また、山の個性を味わいたいし知りたいので、なるべく初挑戦のを優先しています。
ありがたいのは、日本は山国!
里山も、それこそ山ほどあります(笑)