GWに百名山のひとつ、赤城山に登った。
予定していた連休の3日間、2日目のみ曇りで、あとは雨に降られる。
それでも自宅を出て暫らく天気は持ち応え、ときどき陽も射していた。
お陰で、いつも楽しみにしている中央道からの眺めは充分堪能出来た。
高速で恵那山トンネルをくぐり、北に向かうと飯田辺りから、左に中央アルプス、右に南アルプスが見える。
昔から大のお気に入りの景色だ。
遠くを悠然たる3000m級の山々が、車窓越しに流れていくのだ。
圧倒的な迫力である。
木曽駒ヶ岳など白く雪化粧した頭が青い空に映えて、惚れ惚れしてしまう位美しい。
手前に並ぶ、縁取りのような低山は新緑が眩しいほどキラめいている。
長野道に入る頃には視界に入る山も低くなり青空が大きくなる。
里はヤマブキの黄色や、りんごの木の白い花、山桜の桃色など春らしい彩りで華やかである。
暫らく田園が続く牧歌的な風景を楽しんだ後には、今度は北アルプス雄姿の面々が見える。
街や住んでいる人間は、時代とともに入れ替わる。
だが、山は悠久なる時を、ずっとあるがままで、そこに在る。
ほんのひと時代だけ係わっている自分。
人の世の儚さに厳粛になる。
およそ5時間ほど高速を走り続ける。
上信越自動車道の県境を伸びているトンネルの途中に、長野と群馬の境の表示が見えた。
群馬県を訪ねるのは夫婦ともに初めてである。
「群馬、群馬、群馬だよ!」と二人で歓声を上げる。
初めまして、の気分全開だ。
子供達が小学生になった頃だった。
世界は沢山の国、日本もいくつかの都道府県から成り立っていることを知らせたかった。
地球儀を手に入れた。
トイレに世界地図を張った。
たまに日本地図も登場した。
当時、家族間で、かなり盛り上がったゲームが世界国名当てゲーム。
その名の通り、白地図で示された国名を当てるという単純なゲーム。
やる気を引き出す為に親である私達が500円ずつ、子供達が10円ずつお小遣いを出し合い、合計1030円を優勝賞金にした。
ビックリ驚いたのは、出した問題50カ国、すべて正解はパパと、なんと当時小学2年だった次男である。
パパはさすが!と感心したのも束の間で、解答用紙をしっかり見たら慌てて書いたらしく、ガーナをガナと書いてあった。
文句なく次男の優勝に決定!
1030円の賞金をゲットして得意満面な次男であった。
始まりは、いきなり「10日後にやるよー!」なんて予告してから、さぁー大変!
親も面子があるので必死で憶えた。
・・・そんなゲームで都道府県もしっかり憶えたつもりだったが、やはり丸暗記だけでは自分のものにはならない。私自身、未だに関東東北や九州は位置がイマイチ怪しい県がある。
強いのは、やはり旅行で訪れた場所である。
しっかり、その場でのシチュエーションとともに記憶に刻まれる。
お正月に訪ねた四国だって、もうしっかり4つ正確に当てはめられる。
今回、群馬も必ず記憶に残るだろう。
群馬の東は漢字で書けるか?栃木!
西は長野、北は新潟、南は埼玉である。
そんなワケで、お初です群馬県!
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