3日前のことだった。
掃除をしていたら、いきなり掃除機が止まった。
「あららーん???」と、スイッチのOFFとONを何度も繰り返す。
でも、ウンともスンとも言わない。
製造年を確認すると92年製・・・。
もう16年使っている!
寿命かなぁーと思いつつ、往生際が悪いが、なじみの電気屋さんに一度診て貰うように、夫に頼む。
我が家の電化製品は、基本的に同一メーカーのモノだ。
実家が、このメーカーの品質の熱烈なファンで、当然わたしの嫁入り道具も、全てこのメーカーで揃えた。
期待に答え、信じられない位、長持ちしたのを目の当たりにした。
常時稼動の冷蔵庫はもとより、全てが10年は楽勝の製品ばかりだった。
最長は衣類乾燥機の23年。
次点に電子オーブンレンジの21年が続く。
それに今回の掃除機の16年も、よく健闘したではないか!
と思っていたら、なんと・・・直った!!!
夫の報告では、電気屋さんに見せたら、切れた時の状況を聞き、あっさり言われた。
「コンセントの中の配線が切れたと思う」
それなら夫は自分でも直せると思い、部品だけ買って持ち帰った。
帰宅後、早速取り替えたら、やっぱりブォーンと動いたと言う。
おまけに電気屋さん、帰ろうとした夫に「まだまだ、この掃除機は使えるよぉー」だって!
感動である。
こんな良質な電化製品を造れるメーカーと、自店の利益よりお客さんの利益を優先する電気屋のオジサンにである。
夕飯時、夫と、しみじみ話す。
「良く考えたら、自分が嫁入り道具として持って来た電化製品は、全て入れ替わっているんだねぇ」と私。
「だって、27年も、たってるんだから・・・」と夫。
確かにそうである。
最初に両親が買い揃えてくれた電化製品は、もう全てないんだ、と今更のように感慨深い思いが湧き出る。
ふと、夫が「コレは、まだまだ大丈夫だから入れ替わらなくてもいいよね!」と言う。
ハテなんだろう?と顔を上げた。
・・・なんと、自分を指差していた。
何だか笑えた。
夫も笑う。
二人で、しばらく意味不明に笑い続けた。
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